MCU11年の歴史の集大成として公開された『アベンジャーズ / エンドゲーム』は、インフィニティ・サーガにふさわしい結末を迎えるとともに、今後のMCUに大きな影響を与える内容となりました。そしてこれからのMCUフェーズ4については、先日のSDCC 2019で正式に発表されました。
そしてこのSDCC 2019でMARVEL STUDIOS代表のケヴィン・ファイギ氏は、フェーズ4の作品以外にも『ブラックパンサー』や『キャプテン・マーベル』の続編といったフェーズ5に関することも一瞬言及しましたが、『アントマン』の3作目となる続編については何も触れていませんでした。
しかし『アベンジャーズ / エンドゲーム』監督のジョー・ルッソと作家のステファン・マクフィーリーは、デジタル版『アベンジャーズ / エンドゲーム』に同梱されている解説トラックの中で『アントマン3』の可能性について示唆しました。
量子トンネルについて解説する時「彼ら(アントマンとワスプ)は物語の中核であるにも関わらず、あまり登場していません。」と答えるマクフィーリー氏。そして「もし今別のアントマンの映画が作られるなら、そこで語られることはたくさんある。」とルッソ監督は付け加えました。
『アントマン』と『アントマン&ワスプ』を指揮してきたペイトン・リード監督も、『アントマン&ワスプ』公開時のComicbook.comの独占インタビューの中で『アントマン3』の製作について可能性を示していました。
「最初の『アントマン』でアダム・マッケイとポール・ラッドが脚本を作り直した時、量子世界やジャネットといった設定を追加しました。もし続編を作ることができれば、そういった設定は作品を大きく広げる可能性があると思ったからです。」
「『アントマン&ワスプ』では、量子世界に関して前作よりも明らかに多くの時間を使っていますが、まだほんのつま先を浸している程度にすぎません。」
さらにリード監督は、コラボレーションこそがより大きなMCUの世界を作っていく鍵だと説明しています。
「我々は他のキャラクターが他の作品で何をしているのかを常に意識しています。他の映画であのキャラクターがとった行動がどう影響するのか、とかですね。」
以前アントマン役のポール・ラッドは続編の製作については全くわからず、「上層部に電話をかけて、製作を決定するように訴えかける必要がある」と語っていました。どうかマジで訴えかけてくれ…
source : Comicbook.com