『アベンジャーズ / エンドゲーム(2019)』作中にて重要な役割を果たす「量子スーツ」の、初期コンセプトアートが公開されました。
前作『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー(2018)』で失われた仲間たちを取り戻すため、生き残ったメンバー達はインフィニティ・ストーンを回収しに、過去へタイムトラベルすることに。その鍵となったのがハンク・ピム博士のピム粒子と、トニー・スタークが開発した量子スーツでした。
オリジナル版の量子スーツはアイアンマンのスーツと同じくナノテクノロジーで作られており、赤と白を基調とした滑らかなデザインになっていましたが、初期のデザインでは宇宙服を思わせる大きなヘルメットが特徴的な、黄色を基調としたゴツめのデザインになっています。
これをシェアしたデジタルアーティストのアレクシ・ブリクロット氏によれば「SR-71(アメリカ空軍で使用されている超高速のジェット機)に乗るエリート・パイロット」から連想したデザインとのこと。SR-71は『X-MEN : ファースト・ジェネレーション(2011)』にも登場しており、カラーリングもそう言われればどこか『X-MEN』のユニフォームを思わせる配色です。
なお、去年マーベル・スタジオのビジュアル開発責任者であるライアン・メイナーディング氏は量子スーツの「ダークバージョン」が存在していたことも明かしています。
量子スーツは、MCUで初めてアベンジャーズメンバーが着用することになるユニフォームでした。様々な構想を経て、最終的にトニー・スタークとハンク・ピムという2人の天才科学者をイメージしたデザインになったのでした。
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