映画史に残るファンタジー映画超大作『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『ホビット』シリーズにてゴラム役を演じたアンディ・サーキスが、原作小説『ホビットの冒険』を12時間にわたって読み聞かせるというチャリティーイベントを実施することを自身のTwitterで明らかにしました。
『ホビットの冒険』はJ・R・R・トールキンによって1937年に出版された児童文学。『ロード・オブ・ザ・リング』の原作となる『指輪物語』の前日譚でもあります。
サーキスによる朗読は、アメリカのクラウドファンディングサイト「GoFundMe」の特設ページにて2020年5月8日午前10時(イギリス時間)から行うとのこと。今回のイベントで集まった資金は全てイギリスの慈善団体NHSuk(National Health Service UK)、Best Beginningsへ新型コロナウイルスの救済資金のため寄付されます。
「史上最高のファンタジーの冒険にご案内したいと思います。12時間のアームチェアマラソンで「ホビット」を読みますので是非ご参加ください。今、最も助けを必要としている人たちのために、活動をしている2つの素晴らしい慈善団体を支援するために。」
I want to take you on one of the greatest fantasy adventures ever written. Join me for a 12-hour armchair marathon reading of “The Hobbit”, in aid of two amazing charities which are doing extraordinary work right now to help those most in need@NHSuk @bestbeginnings #hobbitathon pic.twitter.com/q8qIO3diPT
— Andy Serkis (@andyserkis) May 7, 2020
サーキスはゴラム役のほか、『猿の惑星』シリーズで猿のシーザーや『Godzilla(2014)』でゴジラを演じるなどモーション・キャプチャーのプロフェッショナルとして知られています。そんなサーキスは2021年公開予定の『ヴェノム : レット・ゼア・ビー・カーネイジ(原題 Venom : Let There Be Carnage)』で監督を務め、『ザ・バットマン(原題 The Batman)』では執事のアルフレッド・ペニーワース役を演じます。