DCコミックス

ワーナー・ブラザーズ『ザ・バットマン』『シャザム2』など8本の映画の公開延期を発表 ー 最長で1年の延期も

ワーナー・ブラザーズが新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、2020年〜2022年に公開予定の映画8本の公開延期を発表しました。



ロバート・パティンソン主演で若かりし頃のバットマンを描くDCコミックス作品『ザ・バットマン(The Batman)』は2021年6月25日から2021年10月1日、DCEU作品『シャザム!』の続編となる『シャザム2(仮題)』は2022年4月1日から2022年11月4日、『ジャスティス・リーグ(2017)』で登場したフラッシュの単独映画『ザ・フラッシュ(The Flash)』だけはなぜか2022年7月1日から2022年6月3日へと公開が1ヶ月繰り上げとなっています。

またHBOで配信されたドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』の前日譚を描く『The Many Saints of Newark』は2020年9月25日から2021年3月12日、「史上最も成功したソロ・アーティスト」ことエルヴィス・プレスリーの人生を描く『Elvis(原題)』は2021年10月1日から2021年11月5日へと公開が延期され、テニス界のスーパースター、セリーナ&ヴィーナス・ウィリアムズとその父親リチャードにまつわる物語をウィル・スミス主演で描く『King Richard(原題)』は2020年11月5日から2021年11月19日へと1年以上の延期が発表されています。

『グレイテスト・ショーマン(2017)』のヒュー・ジャックマンとレベッカ・ファーガソンが再び共演する、「記憶」をテーマにしたSFであり恋愛でありスリラーな映画『Reminiscence(原題)』は公開予定日が未定でしたが、この度2021年4月16日の公開となることが合わせて発表されており、『ブラックパンサー(2018)』のライアン・クーグラー監督がプロデューサーを務める、アメリカ黒人社会運動家フレッド・ハンプトンの人生を描く伝記映画(現時点でタイトル無し)は2020年8月21日に公開予定でしたが無期限の公開延期へと変更されました。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、現在ハリウッドでは劇場公開作品の公開延期が相次いで発表されており、中には今回の『King Richard』や『ワイルド・スピード / ジェットブレイク』、『ミニオンズ フィーバー』のように1年以上といった長期にわたるものも。現時点では新型コロナウイルスの一刻も早い収束を願うしかありません。

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source : Deadline

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