MCU11年間の中でも最大級のボリュームとなった『アベンジャーズ / エンドゲーム』。3時間を超える本作は、多くのファンに感動を与えるとともに世界興行収入1位を記録するなど映画史に残る超大作になりました。
しかしこの3時間という長さにも関わらず、本編に入りきらずに削除されたシーンが数多くありました。先日アメリカでは『アベンジャーズ / エンドゲーム』のデジタル配信がスタート、そこには削除されたシーンが含まれています。
本記事ではそんな未公開シーンを映像付きで紹介しています。
トニーとペッパーの幸せな生活風景
トニーとペッパーがキッチンで家族生活について話しています。会話に出てくるGoji Berryとはクコの実のこと。抗酸化作用の高いスーパーフードとして人気で、マクロビオティックを実践しているペッパー役のグゥイネス・パルトロウの実生活に重ねたシーンだと思います。
グウィネス・パルトロウはアメリカのゴシップ誌「ピープル」で1998年と2013年に「最も美しい人」に選ばれている他、女性のためのライフスタイルブランド「Goop」をプロデュースしています。美しく健康的な生活に興味がある人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
トニーがロケットの毛を刈る
インフィニティ・ストーンを見つけるためにアベンジャーズチームが過去の映像を見ているシーンです。『アベンジャーズ』でのニューヨークでの戦いを振り返っているとロケットが「どれくらいチタウリと戦っていたんだ?」と聞きます。ナターシャが「さあ、2〜3時間かしら」と答えると「チタウリは銀河で最悪の軍隊だ。なんで母艦を爆破しなかったんだ?」と聞き返します。スティーブが「それがあるなんて知らなかったんだよ」と答えるとロケットが大爆笑。トニーが自分のシェーバーでロケットの頭を刈ります笑 トニーとロケットの絡みはもっと見たかったですね。
スティーブがローディに過去を語る
インフィニティ・ストーンの一つスペース・ストーンが入ったテッセラクトを調べるスティーブとローディ。そこでスティーブはテッセラクトが海の底に沈んだ経緯を説明します。(『キャプテン・アメリカ / ザ・ファースト・アベンジャー』参照)このシーンでスティーブは「ペギーと別れた過去」について思い返しているがあります。スティーブがペギーと共に暮らすという選択に少なからず関わっているシーンではないでしょうか。
アスガルドでのソーとロケットの会話
インフィニティ・ストーンの一つリアリティ・ストーンを取りにアスガルドに来たソーとロケット。ロケットはソーにジェーンがどこにいるかを教えていますが、ソーは自分自身を安心させようとしています。このシーンは元々のソーとロケットのやり取りを延長させたようなものなので、削除されたのは納得できます。
トニーと父ハワード
1970年にやって来たトニーが父親のハワード・スタークと話しているシーン。トニーが自分の娘に遺産を残すことについて心配していて、そのことに感銘を受けたハワードはトニーを仕事に誘います。
トニーへの敬意
先日こちらの記事で紹介したトニーの死にアベンジャーズメンバー全員が敬意を払うシーン。
このシーンはトニーが犠牲に宇宙を救ったという事実をより効果的に伝えています。ですがトニーの葬儀のシーンでもこのことは十分に伝わるとのことからこのシーンは削除されました。ですがこのシーンの最大のポイントはガモーラの生存が確認されたことです。これで『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』で登場する可能性は限りなく高くなりました。