「最後の『X-MEN』」として日本では6月21日に公開される『X-MEN : ダーク・フェニックス』ですが、フランスやイギリス、韓国などでは現地時間の6月5日と日本より2週間以上早い公開となりました。
そしてその気になる評価は…
海外映画評論サイトRotten Tomatoesによると、本記事執筆時点でその評価は「17%」と酷評。「X-MEN」史上最悪の評価となりました。
以下は各評論家のコメントの一部。
「奇妙なことに、これがシリーズの中で最も恥ずべき作品だとしたら、少なくともこの作品を思い出す理由になるだろう。それはよかったことかもしれない」
「あなたは(この作品を観て)この脚本はランチで酔っ払った後に、メニューの裏に殴り書きされたものなんだな、という結論に達するでしょう」
「『X-MEN : ダーク・フェニックス』について本当に驚くべきことは、この貧弱でナンセンスな漫画にいくつも受賞歴のあるカリスマ的な俳優がたくさん参加していることです」
「『ローガン』や『X-MEN2』ほど良くはなかったが『X-MEN : アポカリプス』よりは良かったと思う」
「残念な結末だ」
「X-MENシリーズはついに燃え尽きました」
ちなみに『X-MEN : ファースト・ジェネレーション(2011)』から始まるシリーズの各評価は『X-MEN : ファースト・ジェネレーション』が86%、『X-MEN : フューチャー&パスト』が90%、『X-MEN : アポカリプス』が47%となっています。
また、本作を手がけたサイモン・キンバーグ監督は、原案となったコミックのストーリー「ダーク・フェニックス・サーガ」を強く意識したそうです。
「ひとつの結末とともに、新たな始まりの可能性を作りたかった」
「X-MENで最も象徴的なストーリーライン」だと語るサイモン監督は、コミックに忠実なだけでなく、映画版では「それ以上の成果」を見込んだそうですが…残念ながらそれは裏目に出た様子。
あまりいいスタートを切れなかった『X-MEN : ダーク・フェニックス』ですがあくまで評価は評価。もしかしたらあなたにはすごくいい作品に感じるかもしれません。ファンならまずは劇場で観てみるべし!
『X-MEN : ダーク・フェニックス』は2019年6月21日に公開。
『X-MEN : ダーク・フェニックス』公式サイト http://www.foxmovies-jp.com/darkphoenix/
source : Rotten Tomatoes , Comicbook.com