6月に公開予定の『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』をもってMCUはフェーズ3が終了、インフィニティ・サーガと呼ばれるこれまでの物語は一旦の幕を閉じることになります。
そしてこれからのMCUフェーズ4以降に公開される作品については様々な憶測や噂が飛び交っていますが、MARVEL初のアジア系ヒーロー『シャン・チー』は制作が決定しています。
監督には『ショートターム12(2013)』のデスティン・ダニエル・クリットン、脚本には『Godzilla(2014)』のデイヴ・キャラハムの就任が決定していますが、肝心の主人公シャン・チーを演じる俳優はまだ見つかっていません。
そんななか、大人気海外ドラマ『グレイズ・アナトミー』のシーズン15でゲイの外科医ニコ・キム役で大人気の俳優アレックス・ランディが「シャン・チー」を演じることを熱望しているようです。
「MARVELにとって初のアジア人スーパーヒーロー、それはヤバいものになりますよね。それ(シャン・チーを演じること)が僕の夢です。その映画ならどんな役でも最高ですけどね」
HUFFPOSTでシャン・チーに対する意気込みを語ったアレックス・ランディは、アメリカ出身で韓国人とイタリア人の両親を持つハーフ。主にアジア人やアジア系アメリカ人の俳優をキャスティングする予定だという『シャン・チー』にはまさにうってつけの俳優です。
さらに『シャン・チー』役を熱望する理由として、アレックス・ランディは過去に武術をやっていたこともあるそうで、「マスター・オブ・クンフー」と呼ばれる最強の格闘家『シャン・チー』をビジュアルだけでなく、アクション面でも演じきる自信があるのだと思います。
たしかにこの鍛え上げられた体はスーパーヒーローを演じるにふさわしい…
アメリカでのブルース・リー人気によって1973年にMARVELコミックに登場したシャン・チーは、幼い頃に父親に送り出された施設で武術を学びながら成長し、そして後に、自分の父親が「フー・マンチュー」という世界征服を企む悪であることを知って対決する、という物語です。
また、MARVEL STUDIO代表ケヴィン・ファイギ氏の最近の発言によって、この『シャン・チー』に『アイアンマン3』に登場していたマンダリンが絡んでくるとの噂も浮上しています。
「最前線で活躍するアジア人を見るということに真の関心があることにみんな気づき始めた。とても大切なことだと感じています。」
果たしてアレックス・ランディは見事にシャン・チーの座を射留めることができるのでしょうか?『シャン・チー』を含むMCUフェーズ4以降の情報解禁はもうすぐ明らかになる?
source : HUFFPOST