マーベルの人気作品『デッドプール』シリーズの最新作『デッドプール3(仮題)』は、MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)と世界観を共有する作品になるようです。マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏がColliderとのインタビューの中で明かしています。
マーベルの人気キャラクター「デッドプール」を主役にして映画化された『デッドプール』は、『X-MEN』シリーズのスピンオフ作品という位置付けでこれまで2作が公開されており、2020年11月に第3作が製作されることが正式に発表されました。
ディズニーが『デッドプール』の製作を務める20世紀フォックスを2019年に買収したことにより、第3作がMCU作品となるのか、あるいはこれまで同様の独立した作品になるのかについて、これまで様々な憶測が議論されてきましたが、今回ファイギ氏はこのように述べています。
「この映画はR評価になる予定で、今、(主演の)ライアンが脚本を監督しています。今年中には撮影は行われません。ライアンはとても忙しく、とても成功している俳優です。今やらなければいけないことはこれまでに発表済みですが、それを始められるのが楽しみです。繰り返しになりますが、(デッドプールは)MCUの中では全く異なるタイプのキャラクターです。ライアンは計り知れない力を持つ存在ですから、彼がキャラクターをどう生き返らせるのかを見られるのは素晴らしいことです。」
『デッドプール3』の脚本を手掛けるのは、コメディ・アニメ「ボブズ・バーガーズ」でエミー賞ノミネートの常連ウェンディー・モリノーとリジー・モリノー姉妹。“第四の壁”を超えるデッドプールがMCUでどのような役割を果たすことになるのか、そしてデッドプール登場をきっかけに「X-MEN」がMCUで紹介されることになるのでしょうか。
source : Collider