マーベル映画の楽しみの一つとも言えるのが、マーベル生みの親スタン・リーのカメオ出演。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督は、そんなスタンの役割がファンの推測に由来するものだったことを明らかにしました。
スタンはほとんどのマーベル映画に様々な役でカメオとして登場していますが、MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー : リミックス(2017)』でスタンは「ウォッチャー」として登場しました。原作コミックにおける「ウォッチャー」はマーベルの世界全てを見守る存在として知られており、様々なマーベル作品に登場しているスタンこそが実はこの「ウォッチャー」なのではないか、という推測が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー : リミックス』公開以前からファンの間で囁かれていたのです。
ガン監督は『リミックス』で「ウォッチャー」として登場したスタンが、実はファンの推測に触発されたものであったことを自身のTwitterで認めています。
Sometimes, sure. For instance, Stan Lee's connection to the Watchers in Vol. 2 was definitely inspired by fan theories. https://t.co/qCey5GAJHS
— James Gunn (@JamesGunn) July 2, 2020
「スタン・リーが『リミックス』でウォッチャーだったのは、確かにファンの説にインスパイアされたものです。」
なおガン監督はこの投稿の直前にもあるファンの推測を「その考えはいいですね」と公認しており、その推測とは『リミックス』でベビー・グルートが鉢植えのようなものに入ったお菓子を食べているシーンにまつわるもの。ファンはその鉢植えこそ、前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』にて身を呈して仲間を守ったグルートが挿し木として復活した際に、自らが植えられていた鉢植えなのではないかということをガン監督に尋ねたのでした。
https://twitter.com/TallieStan/status/1278795245971529728?s=20
するとガン監督は「その考えはいいですね。それは”イエス”ってことにしておきましょう。そして(そう推測した)7歳の娘さんに”君が考案したんだよ”とお伝えください。」と答えています。