2016年に公開されたDCコミックス原作の映画『スーサイド・スクワッド』。
その中で人気ヴィランの1人・デッドショットを演じたウィル・スミスが、2021年公開予定の『スーサイド・スクワッド2』には出演しないと噂されていました。アメリカのVarietyによると、その理由はウィルのスケジュールの都合でということで、あくまでもワーナー・ブラザーズとは友好的な関係を続けているとのこと。
ウィルは今年『アラジン』、そして2020年に『バッド・ボーイズ』シリーズの新作『BAD BOYS FOR LIF3』の公開を控えているのでしょうがないのかもしれませんね。
そしてそのウィルの代わりにデッドショット役に現在出演交渉中なのが、MARVELの『マイティ・ソー』シリーズでヘイムダルを演じたイドリス・エルバとの噂が。
CINEMABLENDによれば、イドリスは先週の金曜日(3月1日)に監督のジェームズ・ガンと配給会社ワーナー・ブラザーズを交えた話し合いを行って、スムーズに話が進んだそうです。ちなみにジェームズ・ガンとワーナー・ブラザーズ側にとってイドリスは「唯一の選択」つまり「最適任者」というほどにイドリス推しの様子。イドリスのスケジュール次第では、デッドショット役はほぼ確実なんじゃないでしょうか。
ジェームズ・ガンといえば…
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの監督を務めていたジェームズ・ガンですが、過去のツイッターでの不適切発言を取り上げられて、2018年にディズニーから一方的にクビにされてしまいましたね。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のスタッフや出演者の多くがジェームズを擁護、再雇用するように声を上げましたが、結局ジェームズはディズニーには戻らず、ワーナー・ブラザーズが獲得することになりました。
そしてジェームズの弟であり『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でロケットのモーションキャプチャーを担当してきたショーン・ガンが、スタン・リーの追悼イベントに出席した際に最近のジェームズの様子について説明しています。
「僕は『スーサイド・スクワッド2』がとても楽しみだし、兄もすごく楽しそうにやっているよ」
「今後兄がどうなるのかはわからない」
しばらく音沙汰のないジェームズ・ガンでしたが、元気にやっているのならよかったですね!そして気になるのは今後の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』について。
「僕たちは目的を達成して、僕たちの映画を作って、僕たちの道を見つける。予定より数年長くかかるかもしれないけど、そんなの大したことじゃないよ。」
と、ファンにとっては嬉しいことを言ってくれますね!
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定)』は現在、無期限製作保留となっています。またMARVEL STUDIOはジェームズの”遺した”脚本はそのまま使うとともに、新しい監督の起用についても検討中とのこと。
ジェームズ・ガンがMARVEL STUDIOに戻ってくる可能性は限りなく低いと思いますが、今後の彼の作品も楽しみにしましょう!
まずは『スーサイド・スクワッド2』の前に、ジェームズ・ガンがプロデューサーを務めたスーパーヒーロー・ホラー映画『Brightburn(邦題未定)』が2019年5月24日にアメリカで公開予定です!日本での公開はまだわかりませんが、あるでしょう!…多分!笑
ヒーローも好きでホラーも好きな僕にとってはいいとこ取りの映画なんで是非日本でもやってほしい!
『スーサイド・スクワッド2(邦題未定』は2021年8月6日に全米公開予定。
source :Variety,CINEMABLEND ,AP