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[マーベル・考察]ニック・フューリーは『キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー』からずっとスクラル人だった!?その決定的な証拠とは

SPOILER ALERT!

※本記事は『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』本編の内容について触れています。まだご覧になっていない方はご注意ください。

緑色の肌を持つスクラル人は、自由自在に姿形を変えられる種族として『キャプテン・マーベル』で初登場しました。

MCUフェーズ3の最後を締めくくる作品として公開された『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』では、トニー・スターク亡き世界でニック・フューリーが新たな脅威から地球を守るためにピーターやミステリオと共に奮闘する姿が描かれていましたが、実は本作に登場したフューリーはスクラル人のタロスが擬態していた偽物で、本物のフューリーははるか宇宙のどこかの施設で、新たな計画のために動いていたのでした。



この衝撃の事実が明らかになった時、ファンの間ではある一つの疑問が話題になりました。
それはタロスがいつからニックに擬態していたのか、ということです。『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』のニックは最初からタロスが擬態していたことは間違いありませんが、これまでのMCU作品に登場していたニックも本物ではなくタロスが擬態していた偽物なのではないかと推測されているわけです。1995年を舞台にした『キャプテン・マーベル』でニックはキャロル・ダンヴァース(キャプテン・マーベル)と出会い、そこでスクラル人の存在を知ることになります。その後、宇宙からの脅威に対抗するために”アベンジャーズ計画”を立案、2008年が舞台の『アイアンマン』や『キャプテン・アメリカ / ザ・ファースト・アベンジャー』でトニー・スターク、スティーブ・ロジャースをスカウトしてアベンジャーズを結成しました。

ですが『キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー(2014)』でニックはバッキー・バーンズ(ウィンター・ソルジャー)の攻撃により重傷を負ってしまいます。作中ではその後身を潜めて実は生きていたことが判明しましたが、このタイミングでニックはタロスが化けた偽物とすり替わっている可能性があります

その証拠となるのが、後の作品『アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン』でのニックのとある行動。
街で暴れたハルクを鎮めたアベンジャーズメンバーは、ウルトロンが見つかるまで一時クリント(ホークアイ)の実家に身を隠します。そこでトニーたちはニックと再会、ウルトロンを止める話し合いをしました。この時ニックは話しながら何気なくトーストをスライスしています

©︎2015 MARVEL STUDIOS

ですが『キャプテン・マーベル』の中で、ニックはキャロルに「斜めにスライスしたトーストは食べない」ということを暴露しているのです。

©︎2019 MARVEL STUDIOS

「斜めにスライスしたトーストを食べない」ニックがわざわざ斜めにトーストをスライスするでしょうか?



これはニックがそういう性格だということまで知らないタロスが、ニックに擬態している可能性を裏付けるものです。『キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー』で瀕死の重傷を負ったニックは、タロスたちスクラル人の宇宙船に乗せられて宇宙へ搬送されて治療を受けていたのかもしれません。とは言え、ニックは斜めにスライスしたトーストをさらに半分に千切っているので、本物のニックという可能性も捨て切れませんが…

『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』のクレジットシーンで登場した本物のニックは現在宇宙空間で何をしているのでしょうか。今後のMCUで確実に重要なことに関わってくるのは間違いありません。

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