MCU(MARVEL CINEMTIC UNIVERSE)合流が検討されているマーベルを代表する作品の一つ『X-MEN』。その企画に新たな進展があったようです。
The Illuminerdiによれば、マーベル・スタジオは代表のケヴィン・ファイギ氏の指揮のもとでMCU版『X-MEN』の開発を開始したと述べており、従来の『X-MEN』ではなく、『ミュータント』というタイトルで企画が進行していると報じています。なお現時点では監督や脚本家、キャストについては決まっておらず、タイトルも変更の可能性がある初期段階だと言います。
SDCC 2019でファイギ氏は「今日はお話できなかったことがたくさんあります。(中略)”ミュータント”についてお話する時間もありませんでした。」と発言していました。この発言から『X-MEN』のことだと考えられていましたが、厳密には『X-MEN』とは言っていません。またマーベル・スタジオの生産管理担当のビクトリア・アロンソは、「こんなにたくさん女性のキャラクターがいるんだから『X-MEN』というタイトルは変更するべき」とも述べていたことも、『X-MEN』というタイトルを使わないことの背景にあるのかもしれません。
『X-MEN』は旧20世紀フォックス制作による大人気シリーズでしたが、『X-MEN:ダーク・フェニックス(2019)』で完結。その後、ディズニーによる20世紀フォックス買収が成立したことにより、『X-MEN』の権利はマーベル・スタジオが所有することになりました。すでに、同じく20世紀フォックスから権利が移された『ファンタスティック・フォー』、そして『デッドプール』第3作がMCU作品として制作されることが発表済み。『X-MEN』(『ミュータント』)の公式発表も遠くないかもしれません。
source : The Illuminerdi