MCUフェーズ4の幕開けを飾るマーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』の公開を、新型コロナウイルスの感染・拡大に伴い延期することをウォルト・ディズニー・カンパニーが発表しました。
『ブラック・ウィドウ』は本来2020年5月1日に公開が予定されていましたが、現時点では新たな公開予定日は発表されていません。
先日ニューヨーク市とロサンゼルス市では全ての映画館を閉鎖することが決定された他、アメリカで最大規模の映画館チェーンAMCが最長で12週間に及ぶ休業に入ることも発表されました。もしAMCが12週間休業になるとすれば、再オープンは6月中旬ということになるので『ブラック・ウィドウ』の公開延期は当然と言えば当然の流れですが…
また一部のファンは『ブラック・ウィドウ』をディズニーのストリーミングサービス「Disney +」でリリースすることを提案しており、映画館での公開がしばらくの間難しい以上は、僕も選択肢としてアリなのではないかと思います。現にディズニーは当初の予定より早く『スター・ウォーズ / スカイウォーカーの夜明け』のホームエディションをリリースする姿勢を示しており、自己隔離が推奨されている現在、Disney +で新作映画を配信することは絶好のマーケティングの機会とも言えます。
新型コロナウイルスの影響によって『ムーラン』や『007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ』、『ワイルド・スピード / ジェットブレイク』といった大型作品は全て公開延期となっている他、『ミッション・イン・ポッシブル7(仮題)』や『ファンタスティック・ビースト3(仮題)』、『ジュラシック・ワールド / ドミニオン』なども製作を一時中止する事態になっています。
source : Variety