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Netflix独占配信映画『アイリッシュマン』海外での評価は驚異の「100%」 ー 「ギャング映画の傑作」「全く退屈しない」

先日9月27日に行われたニューヨーク映画祭で、マーティン・スコセッシ監督の最新作『アイリッシュマン』が先行上映されました。



『アイリッシュマン』は、原作『I Heard You Paint Houses』を基に、アメリカの歴史を変えたといわれる実在の殺し屋フランク・シーラン、通称「アイリッシュマン」の半生を描いた物語です。第二次世界大戦後のとある日、ベテランの殺し屋だったフランクに、全米トラック運転手組合「チームスター」のリーダー、ジミー・ホッファの失踪・殺人容疑がかけられるのでした。フランク・シーランを演じたのはロバート・デ・ニーロ、ジミー・ホッファを演じたのはアル・パチーノ。最新の映像技術によって若返った、超豪華俳優の共演によるギャング映画史に残る一本となっています。

これまで『タクシードライバー(1976)』『キング・オブ・コメディ(1983)』など数多くの名作を生み出してきたスコセッシ監督の最新作はなんと3時間半に及ぶ超長編映画。まさに渾身の一作とも言える本作は、すでに映画評論サイトRotten Tomatoesで50件近くのレビューを受け、文句なしの「100%」という衝撃の評価を受けており(本記事執筆現在)、SNSでも多くの関係者が絶賛の声をあげています。



「/Film」クリス・エヴァンジェリスタ氏

 

「『アイリッシュマン』は傑作だね。笑えるし、壮大だし、何よりも悲しい。スコセッシが、老いること、遺すこと、死ぬことに立ち向かっているような映画です。最後には泣いてたような、泣いてないような…。」

「Film Inquiry」ケヴィン・L・リー氏

デ・ニーロ、パチーノ、(ジョー・)ペシが見事に帰ってきた作品であり、スコセッシによるギャング映画への賛歌。脚本はとても面白いうえに、鋭い。いずれ死ぬことだったり、未来に遺すものについてだったりが、この(ギャング映画という)ジャンルの集大成のように描かれている。長いけど全然退屈しない。」



「The Playlist」ジョーダン・ルイミー氏

『グッドフェローズ(1990)』を思わせる作品ですが、やはり『沈黙 -サイレンス(2016)』を監督した男の作品です。集大成であり、じっくりと考える作品であり、スコセッシ、デ・ニーロ、ペシのコラボレーションへのオマージュでもあります。そこに、ジミー・ホッファ役のアル・パチーノが、愉快だけどどこか悲しく、かつ恐ろしい演技で立ちはだかるんです。」

2019年後半注目の一本『アイリッシュマン』は2019年11月27日にNetflixで独占配信

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