「最近のヒーロー映画には圧倒されている」
かつてMARVEL STUDIOを代表する作品『X-MEN』のウルヴァリン役でヒーローとしてデビューし、その名前を一躍有名にさせたヒュー・ジャックマンはアメリカのMTV Newsのインタビューの中でそう語っています。
「僕は自分の役をスーパーヒーローだと思ったことはないんだ。ローガンを演じた時も、X-MENのことはそんなに知らなかったし「すごいキャラクターがいるんだなぁ」ぐらいにしか感じていなかったんだよ。登場人物の全員が特殊能力を持っているけど、それぞれがまた欠けた部分を持っていて映画の中ではそのことが描かれている。だから観ている人は共感するんだ。」
ヒーロー達の持つ大きな力の裏には、そうした欠点があるということが観客に受け入れられる要因で、ヒーロー映画の成功に繋がっているということですね。
たしかに主人公が何の悩みもなく、その強力な特殊能力を使って敵と戦うだけの映画なんてただのハッピーな映画です。ある意味爽快感はあるのかもしれませんが、内容が薄くて続編なんて作られないですよね。
「DCコミックスを含めて、新たにキャラクターを演じることについてはどう考えてますか？」という質問に対して「前向きに考えているよ」とファンには嬉しい発言も！
2017年の『ローガン』で2000年の『X-MEN』から17年間演じてきたウルヴァリンを卒業し、『グレイテスト・ショーマン(2017)』で本来の土俵である舞台俳優に戻ったヒュー・ジャックマン。（もしかしたらウルヴァリンを演じる前のヒュー・ジャックマンは舞台役者だったことを知らない人も多いかもしれないですが。）
ウルヴァリン役を再演することはしばらくなさそうですが、インタビューでも聞かれていたように今はMARVELでもDCでもどちらにも出演できる状態にあります。ヒュー・ジャックマンの新たなヒーローの姿をスクリーンで観れる日も近いかもしれませんね。
source : MTV News
