『X-MEN』シリーズで若き日のプロフェッサーXを演じ、スティーブン・キング原作の最恐ホラー『It イット』にも出演しているなど、幅広い演技力で注目を浴びている俳優ジェームズ・マカヴォイ。最近ではM・ナイト・シャマラン監督の『スプリット(2017)』『ミスター・ガラス(2019)』で24人の人格を持つケビンを演じ、その圧巻の演技力が話題になりました。
そんなジェームズ・マカヴォイはこのケビンの人格の1人「ビースト」を演じるために、激しいトレーニングと食事で役作りに臨んでいました。もともとそんなに大柄ではない40歳のジェームズ・マカヴォイはどのようにしてあの体を作り上げたのでしょうか。映画を観ながらジェームズ・マカヴォイの演技力だけでなく、そのたくましい体にも目が行っていたそこのアナタ、これを真似したらビーストのような体になれるかも!?
ポイントは食事のタイミングと質
ジェームズ・マカヴォイのトレーナーを務めたのは、これまで多くのセレブや俳優のトレーナーを務めあげてきたマグナス・リグバック氏。彼によるとジェームズ・マカヴォイは4ヶ月で約7kgの筋肉をつけたとのこと。そして大切なのはトレーニングだけでなく、その食事内容と摂取するタイミングだと語っています。
「3時間おきに食事をするんだ。朝食、軽食、ランチ、軽食、夕食という感じでね。トレーニングをするタイミングは食事を摂った2時間後だ。」
そして重要なのはタンパク質、脂肪、炭水化物を十分な量摂取すること、またその栄養素がどの食品から来ているのかという「質」も大切だと言います。
ジェームズ・マカヴォイがこれらの栄養素を摂取するために食べた食材がコチラ。
タンパク質
ラム(羊肉)、牛肉、鶏肉、卵
炭水化物
玄米、大麦、スペルト小麦、キヌア、冷製のジャガイモ
脂肪
ナッツ(無塩)、アボカド、魚油
キヌアやスペルト小麦といった食物繊維が豊富で栄養価も高い食材もありますが、近所のスーパーでは普段あまり見かけることはないかもしれません。そんな人はこの冷製のジャガイモを試してみましょう。ジャガイモはご存知のようにデンプンを多く含んだ食べ物です。このデンプンは冷やすと「レジスタントスターチ」という胃で消化されない成分に変わります。消化されないためカロリーにならず、さらに血糖値の上昇を抑えて腸内環境も整えてくれます。
またマグナス・リグバック氏はこれらに加えて栄養をバランスよく摂取するために、できるだけ多くの赤と緑の野菜を食べることも大切だと指摘しています。
ではこれらの食材を使った具体的なメニューとはどんなものになるのでしょうか。実際にジェームズ・マカヴォイが食べていたという食事がコチラ。
朝食
4〜5個の卵、鶏肉のベーコン、さつまいも、ブロッコリー
軽食(1回目)
鶏肉または牛肉、時々エビ
昼食
羊肉か牛肉、冷製のジャガイモ、ブロッコリー、マッシュルーム、パプリカ
軽食(2回目)
鶏肉のミートボール、ナッツ
夕食
羊肉か鶏肉、野菜
これらを3時間おきに食べる…一般人にとってはなかなかの苦行ですが、ボディビルの選手なんかは当たり前のように3時間おきに栄養補給をしています。タンパク質を含んだ食品をこまめに摂ることで血中のアミノ酸濃度を常に高い状態に維持して、筋肥大に繋げるという考え方ですね。
食事だけでなくもちろんトレーニングも過酷です!そのメニューの一例がコチラ。これは週に2回行った内容だそう。
1、ラットプルダウン 10回4セット
2、スタンディングオルターネイティングロウ 片腕10回4セットずつ
3、ストレートアームプルダウン 12回4セット
4、ストレートアームレイズ 12回4セット
5、リバースフライ 12回3セット
6、リザードクロール
最後のリザードクロールに関してはビーストの壁を伝う動きや獣感を表現するのに大いに役立ったそう!各項目の細かいやり方や注意点についてはMSN.comのサイトで説明されている(英語)ので、これを参考にして普段のトレーニングに取り入れてみてはいかがでしょうか。
source : Menshealth , MSN.com