フランク・ハーバート原作の人気SF超大作『デューン / 砂の惑星』を新たに映像化するリブート版『Dune(原題)』の公式ロゴが公開、さらに本編のカットの一部が初公開されました。
『デューン』は、貴重なスパイス「メランジ」が生み出される“砂漠の惑星”アラキスを舞台に描かれるSF作品。巨大な虫が生息しているアラキスは主人公ポール・アトレイデスの父親であるレト公爵によって治められていましたが、宇宙帝国の陰謀によりレト公爵は暗殺されてしまいます。砂漠へと逃亡したポールは砂漠の民フレーメンと出会い、そこで自らの超能力と使命に気づき、世界を変革させる戦いに立ち上がるのでした。
監督を務めるのは『ブレードランナー 2049(2017)』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。今回新たに製作される『デューン』は2部作が予定されており、監督曰く「『デューン』は世界中の皆さんによって作られた映画」とのこと。また、「みなさんを家族のように思います。スタッフの懸命な仕事ぶりをお見せできることを誇りに思いますし、大スクリーンで上映するために作った『デューン』でまた全員で集まれる時を楽しみにしています」コメントしました。
さらに主人公ポール・アトレイデスを演じるティモシー・シャラメは本作について「とても細かく、世界ごと作り上げるような大スケールの物語の中で、主人公がアンチヒーローのような道を進むのが面白かったです。ポールは大人になる前に、軍隊を率いる父親のリーダーシップを学んでいますから、10年ぐらいで若い将軍になるつもりなんです」とコメント。
本作のキャストには、ポールの父デューク・レト役にオスカー・アイザック、母ジェシカ・アトレイデス役にレベッカ・ファーガソン、ベテラン兵士のガーニー・ハレック役にジョシュ・ブローリン、剣士ダンカン・アイダホ役にジェイソン・モモア、原住民フレーメンの族長スティルガー役にハビエル・バルデム、アトレイデス家と対立するウラディミール・ハルコネン男爵にステラン・スカルスガルド、“ビースト”ラバン役にデイヴ・バウティスタなど超豪華キャストが起用されているほか、『さざなみ(2015)』のシャーロット・ランプリングや『スパイダーマン』シリーズのゼンデイヤ、『アントマン』シリーズのデヴィッド・ダストマルチャンらも出演します。
『Dune(原題)』は2020年12月18日に公開予定。現在のところ新型コロナウイルスの影響による公開延期は発表されていません。
source : Screen Rant