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リブート版『ファンタスティック・フォー』監督、脅迫され銃を購入していた ー 「自分の身は自分で守る」

リブート版『ファンタスティック・フォー(2015)』を手がけたジョシュ・トランク監督は、脅迫されていたーそんなショッキングな内容をトランク監督自身がPolygonのインタビューの中で明らかにしました。僕らの知らないところで一体何が起きていたのでしょうか。

トランク監督は『クロニクル(2012)』で映画監督デビュー、3人の高校生が超能力に目覚めるも、次第に破滅へと向かっていく人生を描くSF映画ですが、低予算ながら大ヒットしたことから当時無名だったトランク監督の名前は一気に世に知れ渡ることになります。『クロニクル』の公開後はソニーによる『ヴェノム』やゲーム『ワンダと巨像』の映画化に携わることまで決定し、まさにこれから順風満帆なキャリアを築いていこうとしていたその矢先でした。



2012年、20世紀フォックスは2度にわたって失敗していた『ファンタスティック・フォー』のリブート版を製作する企画を進めており、スタジオはこの監督に当時注目されていたトランク監督を抜擢しました。オリジナル性を追求したかったトランク監督は原作コミックで白人という設定のジョニー・ストーム(ヒューマン・トーチ)役に、『クロニクル』に出演していた黒人のマイケル・B・ジョーダンを起用するという大胆なキャスティングを試みたのでした。

ですがこの発表直後、一部のファンからは大きなバッシングを受けることになりIMDbの掲示板には「撃ち殺す」との脅迫文まで書き込まれる事態に。これに恐怖を感じたトランク監督は銃を購入し、枕元に置いて怯えながら眠る日々を過ごしたと言います。

「撮影の期間中、僕は様々な妄想に駆られていたんです。もし誰かが僕の家に侵入してきたとしたら、僕はその人の人生を終わらせていたでしょうね。誰かに狙われるような状況にいると”自分の身は自分で守る”って考えるようになるんです。」

当時若干30歳だったトランク監督が目の当たりにした映画業界の現実は、あまりにも恐ろしいものだったに違いありません。幸いにも何事も起きず撮影終了後にトランク監督は銃を廃棄したとのことですが、ファンの映画に対する思い入れは時として映画関係者を追い込むことになりかねません。『スター・ウォーズ エピソード1 / ファントム・メナス(1999)』にてジャー・ジャー・ビンクスを演じたアーメド・ベストも、激しいバッシングが原因で自殺を考えたこともありました。

トランク監督が『ファンタスティック・フォー』以降、企画開始から4年の歳月をかけて製作した最新作、伝説的ギャングのアル・カポネの伝記映画『カポネ(Capone)』が2020年5月12日からデジタル配信スタート。日本での配信は未定。

キャストにはアル・カポネ役に『ヴェノム』のトム・ハーディのほか、カポネの妻メアリー役に『グリーンブック(2018)』のリンダ・カーデリーニ、親友ジョニー役に『ハウス・ジャック・ビルト(2018)』のマット・ディロンらが起用されています。トランク監督、大復活の一本となるか!?

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source : Polygon

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