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『マンダロリアン』シーズン2に『タイラー・レイク』監督のサム・ハーグレイヴが参加 ー 「ネクスト・レベルを見せる」

『スター・ウォーズ』初のドラマ作品として高い評価を受けている『マンダロリアン』のシーズン2に、『タイラー・レイク -命の奪還-』で監督を務めたサム・ハーグレイヴが参加することが明らかになりました。Colliderが報じています。

ハーグレイヴは、MCU作品にてキャプテン・アメリカ役でのアクション・スタントをはじめ、『スーサイド・スクワッド(2016)』や『ザ・コンサルタント(2016)』など数々の作品にてスタント・コーディネートを行ってきた、アクション映画の超プロフェッショナル。そんなハーグレイヴが初めて監督を務めたNetflixオリジナル作品『タイラー・レイク -命の奪還-』は、限界に挑戦したスタントもさることながら、主演を務めたクリス・ヘムズワース、そして『アベンジャーズ / エンドゲーム(2019)』を手がけたジョー&アンソニー・ルッソがプロデュースを務めるという話題性も相まって、Netflix史上最多の視聴世帯数を記録する快挙を成し遂げました。

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Colliderによれば、ハーグレイヴ監督は『タイラー・レイク』のポスト・プロダクション(撮影後編集作業)の真っ最中に、『マンダロリアン』プロデューサーのコリン・ウィルソンから「アクションの経験が豊富な人をチームに加えたくて探しているんだ」と電話を受けたと言います。『マンダロリアン』シーズン2は、シーズン1をベースに別のレベルに持っていきたいと考えていたようで、この報せを受けたハーグレイヴ監督は「楽しそうな挑戦だ」と思ったそう。

「(『マンダロリアン』の)スタッフが大好きですし、(製作総指揮の)ジョン・ファヴローは偉大な人です。現場に参加してみたら本当に魅力的でしたよ。彼らはクレイジーな方法で撮影を行っているんです。もちろん従来のように実写やグリーンバックで撮影することもあるんですが、彼らは「ボリューム」と呼ばれるテクノロジーを持っているんです。まるで実写ゲームの中にいるようなね。映画製作者がそんなテクノロジーを手に入れるなんて非常識ですよね。とにかくジョンたちが取り組んできたこのテクノロジーには目を見張るものがありましたね。」

「ボリューム」とは正式には「ステージクラフト(Stagecraft)」と呼ばれる、バーチャル技術を駆使した映画製作環境のこと。詳しい説明は省きますが、以下の動画を観てもらえばその凄さが一目でわかるハズ。



シーズン1でも数々のアクションシーンを見ることができた『マンダロリアン』ですが、シーズン2ではさらに「スーパーヒーロー映画で学んだ、更なる要素を取り入れたい」と考えているよう。「次のシーズンは物語の展開がとてもクールなんです。そこでアクションを加えることでネクスト・レベルをお見せすることができると思っていますよ。」との自信に加えて、キャラクター性に忠実であることの重要性を語りました。

「例えば(マンダロリアンのような)どちらかと言えば喧嘩屋というより銃の達人といったキャラクターの場合、宙返りをしたり、クレイジーなキックをやったりしたら、たとえヘルメットを被っていたとしてもキャラクターにそぐわない。そういうところはちゃんと抑えて、どういうキャラクターに忠実かどうかということを常に考えなくてはいけないんです。」

『マンダロリアン』シーズン2は、いよいよ日本でも解禁の「Disney +」にて2020年10月に配信予定。

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source : Collider

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