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ディズニーCEOボブ・アイガー氏、相次ぐマーベル批判についに反論「失礼だと思います」

『タクシー・ドライバー(1976)』や『キング・オブ・コメディ(1983)』といった名作を生み出した映画界の巨匠マーティン・スコセッシ監督が、マーベル映画について「あれは映画じゃない。最も近いのはテーマパーク」と発言、その後スコセッシ監督を擁護するように『地獄の黙示録(1979)』のフランシス・フォード・コッポラ監督もマーベル映画を「浅はかな映画」とコメントし、関係者やファンの間で大きな波紋を呼んでいます。



こういった相次ぐマーベル批判に対して、MCUでおなじみのジェームズ・ガン監督やロバート・ダウニー・Jrといった関係者が各々の意見、反論を述べる中、マーベル・スタジオを抱えるウォルト・ディズニー・カンパニーのCEOボブ・アイガー氏がついにこの件に関してコメントしました。

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Wall Street Journal主催のカンファレンス・イベントに出席したボブ・アイガー氏はスコセッシ監督らの発言に対して「失礼だと思う」と答えました。

「私はフランシス・フォード・コッポラとマーティン・スコセッシが作ってきた映画のことが好きですし、私たちはみんな彼らの作品を観てきているので、そういう点では彼らのことを最も尊敬しています。ですがフランシスが、私たちの映画に対して“despicable(浅はかな、卑劣な)”という言葉を使いましたが、それは大量殺人を犯したような人間に言うような言葉だと思います。彼らの批判について私が理解できないのは、私たちは人々が非常に楽しんで観ている映画を作っていて、彼らもずっと同じことをしてきているということです。映画について文句を言うことは、正当なことだと思いますよ。ですが、作品に関わっている全員に対してはとても失礼なことじゃないでしょうか。スコセッシらの映画に関わっている人々と同じように、マーベル映画に関わっている人たちも一生懸命に仕事をしているし、クリエイティブの魂を注いでいますから。」



またボブ・アイガー氏は、アカデミー賞最優秀作品賞にノミネートされ、社会的に高く評価されたMCU作品『ブラックパンサー(2018)』を例に挙げて

「『ブラックパンサー』を作った(監督の)ライアン・クーグラーの仕事が、マーティン・スコセッシやフランシス・フォード・コッポラがそれぞれの映画でやってきたことよりも劣っているって言うんですか?いやいや、冗談でしょ」とマーベル映画が古典映画にも劣らないぐらい創造的なものであることを主張しました。

マーベルをはじめとするコミックス映画のここ数年の盛り上がりは、ある意味映画界の世代交代のようなものなのかもしれません。新たな世代が昔の世代から批判を受けることは仕方のないことですし、どちら側にも偏った考えのファンがいる以上こういった批判がなくなることはありません。多くの才能が結集して世界中の数百万人のファンに興奮を届けてくれるマーベル・スタジオは「浅はかな」スタジオなのでしょうか?

source : FAST COMPANY

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