伊坂幸太郎の人気小説『マリアビートル』を原作とするアクション・サスペンス映画『Bullet Train』にブラッド・ピットが主演を務めることが明らかになりました。Varietyが報じています。
『マリアビートル』は『グラスホッパー』の続編に位置づけられた作品として2010年に刊行。殺し屋達を乗せて走る新幹線を舞台に、密閉空間の中での個性的なキャラクター達によるやり取りを描く疾走感溢れる作品となっています。
Varietyが報じるところによれば、ピットが演じるのは「Ladybug(てんとう虫)」という殺し屋を演じるとのこと。他の出演者や詳しいストーリーについては明かされていません。
監督を務めるのは『アトミック・ブロンド(2017)』『デッドプール2(2018)』『ワイルド・スピード / スーパーコンボ(2019)』で監督を務め、『ジョン・ウィック』シリーズでプロデューサーを務めるなど話題のアクション映画を多く手がけてきたデヴィッド・リーチ監督。プロデューサーには『イコライザー』シリーズで監督を務めたアントワーン・フークア、『アトミック・ブロンド』のケリー・コーミックが就任。脚本はリーチ監督が『マリアビートル』を基に書くと伝えられています。なお製作総指揮には伊坂幸太郎作品の海外著作権を取り扱う株式会社CTBの三枝亮介と寺田悠馬が参加、伊坂幸太郎本人の関与については不明です。
実はリーチ監督はスタントマン時代に『オーシャンズ11(2001)』『トロイ(2004)』『Mr.&Mrs. スミス(2005)』などでピットのスタントマンを務めていたという経歴もあります。ピットとは何度も共演していることから、2人の相性がどのように作品に活きてくるのかにも期待したいですね。
source : Variety