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ディズニー映画『トロン』3作目が正式に開発中か ー 主演はジャレッド・レト、リブートではなく続編の可能性

ディズニーの人気SF映画『トロン』シリーズの第3作が正式に開発中であることが明らかになりました。DisInsiderが報じています。

1982年に公開された『トロン』は、世界で初めて全面的にCGを導入した映画として当時話題を集め、コンピューターの内部世界での権力争いを美麗な映像とプログラムの擬人化という手法で表現した作品。スティーブン・リズバーガーが監督・脚本を務め、ジェフ・ブリッジスが主人公のケヴィン・フリン役を演じました。それから28年後に続編となる『トロン:レガシー(2010)』が公開され、ブリッジスもケヴィン役として再登場したほか、作中の楽曲を世界的人気テクノユニット「ダフト・パンク」が務めたことでも話題になりました。

その後、第3作『Tron : Ascension』を『スーサイド・スクワッド(2016)』でジョーカーを演じたジャレッド・レト主演で製作する計画が伝えられていましたが、2015年には製作中止が発表されていました。



ポッドキャスト番組「Light the Fuse」に出演したウォルト・ディズニー・カンパニーの音楽&サウンドトラック担当の重役ミッチェル・リーブ氏は、『トロン』の3作目が正式に再開発されていることを明かしています。またリーブ氏によれば、最新作は当初の予定通りジャレッド・レトが主演を務める方向で動いているとのこと。さらにリブートではなく『トロン : レガシー』の続編という形になり、前作のキャストが復帰する可能性もあるとのことですでに脚本は執筆中だと言います。

「何年も前にやるにはタイミングが悪かったんですが、今はまさにそのタイミングだと感じています。前作から多くの教訓も学びましたからね。」

また『トロン : レガシー』で監督を務めたジョセフ・コシンスキー監督は、以前Comicbook.comのインタビューの中で続編の実現に今なお意欲的であることを明かしていました。

「続編への興味は今も変わらずありますし、常に話し合っています。『トロン』シリーズは、今でもディズニーにとって主力コンテンツの一つだと思いますし、我々の中でも続編を望んでいる人も多いと思います。実現する可能性はあると思いますが、実現させるには時期や適切な要素など、全てがうまく重なる必要があるんです。もちろん可能だと思いますし、やるに値する価値もある。シリーズを続けるためのアイデアも十分にあると思っていますし、ユニークで『トロン』のようなストーリーは他にありませんから。シリーズには未来がありますから、彼ら(ディズニー)が作り続けてくれることを願っています。」

『トロン』最新作の監督や他のキャストについてはまだ未定のようですが、リーブ氏はコシンスキー監督、そしてダフト・パンクの続投を望んでいるとも明かしています。「ダフト・パンク」の超大ファンの僕としてはそこはマジで期待してます。

source : DisInsider , Comicbook.com

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