マーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』の公開をもって、2019年7月に公開された『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』以来、実に2年ぶりのスクリーン復活となるMCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)。初登場から10年以上経ってようやく単独映画化が実現した『ブラック・ウィドウ』ですが、監督のケイト・ショートランドが続編実現の可能性をRadiotimes.comでほのめかしています。
ご存知のように、ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)は『アベンジャーズ / エンドゲーム(2019)』でソウル・ストーンと引き換えに命を落としており、今作『ブラック・ウィドウ』は『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ(2016)』直後の彼女の知られざる戦いを描く作品となっています。ナターシャの運命はすでに決まっているため続編の製作は難しいと考えられますが、ケイト監督は「(もし実現するとしたら)別のキャラクターをフォローすることは出来ると思います。」と続編の可能性を否定しませんでした。
では、もし『ブラック・ウィドウ』の続編が起こり得るとすれば、どのキャラクターに焦点が当てられるのでしょうか。それはおそらくフローレンス・ピュー演じる若き暗殺者エレーナ・ベロワでしょう。ナターシャの”妹分”として同じ訓練を受けたエレーナは、本作では「ナターシャの物語にどう関わっているか。その一面しか描かれていない」とのこと。ドラマ作品『ホークアイ』など将来のMCU作品に登場することもすでに噂されており、マーベル・スタジオには『ブラック・ウィドウ』以後の彼女の物語を広げていく計画があるようです。
「美しい戦闘シーンやスペクタクルなど、本当に楽しい作品を作るということはとても中毒性があるんです。ですからまたやりたいとは思ってますけどね。」と語るケイト監督、イェレナ以外にもデヴィッド・ハーバー演じるアレクセイにも言及しており、「私には将来のことはわかりませんが、彼はカリスマ性があって面白いし、”キャプテン・アメリカと戦いたい”って宣言してますし。でも彼はきっとお漏らししちゃうでしょうね。」と笑って付け加えました。
一足先に鑑賞する機会に恵まれた海外の批評家やジャーナリストからは絶賛の声が上がっている本作、日本での公開はいよいよ残すところ1週間！
『ブラック・ウィドウ』は2021年7月8日に劇場公開、7月9日にディズニープラス プレミア アクセスで配信予定。
source : RadioTimes.com
