MARVEL

ファルコン役アンソニー・マッキー、アクションのために鳥の勉強をしていた ー 「毎日が失敗だらけのコメディでした」

MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)に登場する人気キャラクターの一人サム・ウィルソン(ファルコン)。『キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー(2014)』で初登場し、その後はスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)の親友として共に戦う姿が描かれました。そして今では『アベンジャーズ / エンドゲーム(2019)』では引退したキャプテン・アメリカから盾を引き継ぐという重要なキャラクターへと成長しました。

そんなファルコン役を演じるアンソニー・マッキーですが、当初は色々と苦労があったことをEntertainment Weeklyが明かしています。それはマッキーにとって4度目の出演作となった『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ(2016)』の撮影中のこと。ファルコンの特徴とも言える翼型のフライトスーツによって優雅に空を飛び、スマートに着陸するというシーンを撮影したいという要求にマッキーは真面目に応えたようです。

「僕はファルコンという役なので、グラフィックのチームも、監督たちもみんなが“鳥みたいに降りてきてほしい”って言うんですよ。翼があるから脚をひっこめて、重心を下げて、翼の速度を落とし、そして自分の足で立つ。マイムやピエロをやっていた俳優時代に戻ったみたいに、鳥の着陸の仕方や離陸の仕方、どうやって飛ぶのか、とかあらゆる鳥の勉強を始めましたよ。」



そして勉強の成果を試す機会になったのが『シビル・ウォー』での空港のシーン。ヴィジョンが放った光線をファルコンがかわしたことで、それがローディ(ウォーマシン)に直撃しローディは墜落、ファルコンが安否を確認するために着陸するというシーンの撮影でした。

「着陸しないといけないので、地面から30フィート(約9メートル)ぐらいの高さまで振り子にくくりつけられたまま引き上げられて、そこから足を下ろして位置どおりに着陸するはずだったんです。だけど、自分の下半身があんなに重いとは知らず、ロープを引いて足を下に持ってこようとしたら、うまく重心をつかめずに、顔から土に落ちてしまったんです。10フィート(約3メートル)くらい跳ねて、顔中が草と泥だらけになってしまって。スタッフは死にそうなぐらいめちゃくちゃ笑ってました。」

その後もマッキーは着陸シーンの撮影に挑戦するも「それは毎日が失敗だらけのコメディーのようでした。着陸するたびにどうやって僕を殺そうとしているのかなって。”今日はどうやって地面と衝突させる?”って言われてるようでした。」

そんなファルコンが主役のMCU初のドラマ作品『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』はDisney +にて2020年8月に配信が予定されていましたが、新型コロナウイルスによる撮影中断のためか配信が遅れる可能性があると見られています。

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source : Entertainment Weekly

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