ソニー・ピクチャーズが製作中の「ソニー・スパイダーマン・ユニバース」の最新作『ヴェノム2』には、「カーネイジ」がメインヴィランとして登場することが明らかにされていますが、新たに女性殺人鬼「シュリーク」がヴィランに加わる可能性があることがDeadlineによって報じられました。
前作『ヴェノム』のエンドクレジットで登場したウディ・ハレルソン演じる連続殺人犯、クレタス・キャサディに寄生したシンビオート「カーネイジ」。見た目はヴェノムと同じですが、シンビオートは宿主となる人間の性格や凶暴性を増幅、反映させるため、「ヴェノム」の宿主エディ・ブロックと違ってより凶悪で凶暴なヴィランになることは間違いありません。
それだけでもエディにとっては脅威なのに、そこに加わるヴィラン「シュリーク」とは一体どんなヴィランなのでしょうか。
1993年に刊行された「スパイダーマン : アンリミテッド #1」に初登場したシュリーク(本名フランシス・バリソン)は、元々は麻薬の売人をしていました。ある日頭部を撃たれた際、ダークフォース・ディメンションのエネルギーに晒されて、超能力に目覚めます。音波を使って攻撃したり、敵の感情や恐怖心を操ることもできます。ある一定の音波に弱いシンビオートにとっては脅威の能力です。あと、理屈はわかりませんが原作では空も飛んでいます。
映画はまだ製作の初期段階にあるためシュリークの登場は変更される可能性もあるとのこと。『ヴェノム2』を監督するのは『ロード・オブ・ザ・リング』でゴラム役をを演じたモーション・キャプチャーの神様アンディ・サーキス。前作に引き続き、エディ・ブロックをエド・ハーディが、恋人のアン・ウェイングをミシェル・ウィリアムスが続投します。
『ヴェノム2』は2020年10月2日公開予定
source : Deadline