現在公開中の『ワイルド・スピード』シリーズ最新作『ワイルド・スピード / スーパーコンボ』で共演するドゥエイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムは、今やハリウッドのアクション映画界を代表するアクションスターです。そんな2人の意外な契約内容がThe Wall Street Journalによって明らかになりました。
The Wall Street Journalによると、彼らは映画の中で負けることはないという契約を結んでいるほか、何回殴られるかということまで決まっているそうです。
「映画のプロデューサーとクルーのスタッフによると、51歳のジェイソン・ステイサムは殴られる回数を制限する契約をスタジオと交渉しました。47歳のドゥエイン・ジョンソンはプロデューサー、編集者、格闘シーンのコーディネーターに常に自分ができる限り良いパフォーマンスができるよう働きかけています。」
負ける設定の映画には出演しないって、どんだけ自分のキャラクターが好きなんでしょうか笑
今作『ワイルド・スピード / スーパーコンボ』に登場するヴィラン、イドリス・エルバが演じたブリクストンは明らかに彼らよりも強い設定でしたが、最初からブリクストンが勝つ見込みは無かったんですね笑
そんな自意識の高い(?)2人が結んだこの契約、逆を言えば今後彼らが出演する『ワイルド・スピード』シリーズは「最終的には2人が勝つ」というオチがわかったうえで観ることになってしまいます。そうなると作品としての幅が狭くなってしまうのでは?と思ってしまいますね。
この契約が他の映画にも適用されるのかは不明ですが、確かにこの2人のアクションスターが出演する作品では、彼らが負けるような展開はないような…
次作9作目となる『ワイルド・スピード』シリーズ『Fast & Furious 9』には敵役にキアヌ・リーヴスが起用されるとの噂もあります。きっと2人に引けを取らない大アクションスターを前にしても、彼らは絶対負けないんでしょう笑
『ワイルド・スピード / スーパーコンボ』は全国で公開中。次作『Fast & Furious 9(邦題不明)』は2020年5月22日公開予定。
source : The Wall Street Journal