※本記事は『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』本編の内容について触れています。まだ本編をご覧になっていない方は一度ご覧になってからお読みください。
先日公開された『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』は『アベンジャーズ / エンドゲーム』に引けを取らない完成度とネタバレ厳禁な数々の秘密が隠されていました。ポストクレジットシーンでニック・フューリーが実はスクラル人のタロスで、本当のニックは宇宙にいたという事実は今後のMCUの方向性を占う上での大きなヒントと言えます。
ですがこの「ニック・フューリーが偽物」という結末が、前もってわかるヒントが映画本編の中に隠されていました。
それはニックがピーターにミステリオを紹介するシーンにあります。
こちらの予告映像で確認すると、「ベックは異次元から来た」というこのセリフ、この時のニックの発言は「Beck is from Earth, just not ours.」「ベックは我々のとは違う地球から来た」と言っています。
ですがこのシーン、映画本編では「Beck is from Earth, just not yours.」「ベックは君のとは違う地球から来た」に変わっているんです!何も知らずにこのセリフを聞いてもあまり違和感は感じないかもしれませんが、このニックが実は異星人だということを知って改めてこのセリフを聞くと意味が全然変わってきますね。
つまり僕らがこれまで観ていた予告映像はネタバレ防止用に作られた予告映像だったわけです。マーケティングにまんまとやられました笑
ニックが宇宙にいたこと、そしてピーターの身バレ。この大きな2つの出来事がこれからの物語にどう繋がっていくのでしょうか。