MARVEL

[マーベル・考察]『ドクター・ストレンジ / MoM』イルミナティ、判明している4人のメンバーと残り2人のメンバーとは

MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)最新作『ドクター・ストレンジ / マルチバース・オブ・マッドネス』の最新予告映像でハッキリと言及された「イルミナティ」の存在。

当サイトでもこれまで紹介してきましたが「イルミナティ」とは原作コミック『ニュー・アベンジャーズ』シリーズで紹介された、各分野の代表人物が集結した秘密結社であり、MCUに登場することも示唆されてきました。

[マーベル・考察]10年前の『アイアンマン2』にヒーローチーム「イルミナティ」の登場を示唆するシーンが含まれていたマーベル・コミックスで登場したヒーローチーム「イルミナティ」。トニー・スターク(アイアンマン)のほか、ドクター・ストレンジ、「X-MEN...

本記事では現在明らかになっているメンバーと残りのメンバーについて考察していきます。

原作コミックにおけるイルミナティのメンバーはトニー・スターク(アイアンマン)、ドクター・ストレンジ、チャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)、リード・リチャーズ(ミスター・ファンタスティック)、ネイモア・サブマリナー、ブラックボルトの6人。

映像でストレンジが連行された部屋には6人分の椅子が置いてあることから、おそらく原作コミック同様に6人のメンバーで構成されていると考えられます。

現在明らかになっているイルミナティのメンバー

バロン・モルド

©︎MARVEL STUDIOS

まずイルミナティのメンバーとして最初に確認されたのはモルドです。予告映像では『スパイダーマン : ノー・ウェイ・ホーム』で現実世界を改変したストレンジに対して、裁きのためにイルミナティの議会場のような場所に連行するシーンが映し出されていました。モルドはストレンジよりも長く魔術の修行を積んでいました。タイム・ストーンの存在がなければストレンジよりも優れた魔術師になっていた可能性もあります。モルドがトップレベルの実力を備えた魔術師になっていたとしたら魔術界の代表者としてイルミナティのメンバーに加わっているのかもしれません。

ですが、このモルドが『ドクター・ストレンジ(2017)』で登場したモルドと同一人物なのかは不明です。第1作に登場したモルドは額に2つ目立つ傷跡がありました。しかし、続編の予告編に登場したモルドには、傷跡がありません。別の次元のモルドという可能性も考えられます。



チャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)

©︎MARVEL STUDIOS

連行されたストレンジに対して「真実を教えよう」と語るのは『X-MEN』シリーズでおなじみのプロフェッサーXであることがほぼ確定しています。人間の心を読み、コントロールすることができるプロフェッサーXはミュータントの代表者としてイルミナティのメンバーに加わっているのかもしれません。

なお20世紀フォックスによるX-MENシリーズ『LOGAN / ローガン(2017)』でプロフェッサーXは死亡しているため、おそらくこのプロフェッサーXも別次元の存在であると考えられます。

キャプテン・カーター

©︎MARVEL STUDIOS

MCU初のアニメ作品『ホワット・イフ…!?』で登場したキャプテン・カーターがイルミナティのメンバーです。「もしもスティーブ・ロジャースではなく、ペギー・カーターが超人血清を服用したら?」という話で誕生したキャラクターですが、予告映像でワンダと闘う相手の手にはイギリス国旗がデザインされた盾が握られており、これは間違いなくキャプテン・カーターのものです。

彼女がイルミナティに参加している理由はわかりませんが、カーターは『ホワット・イフ…!?』のラストでウォッチャーに「ガーディアンズ・オブ・マルチバース」のメンバーに選ばれていたことと何か関係があるのでしょうか?映像では顔が映っていませんが、おそらくMCUでペギー・カーター役を演じてきたヘイリー・アトウェルが演じるのではないかと思います。

キャプテン・マーベル

©︎MARVEL STUDIOS

予告映像で光を纏いながら飛行するキャラクターはキャプテン・マーベルですが、これはブリー・ラーソンが演じるキャロル・ダンバースではないようです。

現時点では何者なのかはっきりとはわかりませんが、考えられるとすれば別次元のマリア・ランボーでしょうか。

マリアの娘モニカも原作コミックで「スペクトラム」というヒーローになっているため、モニカの可能性も考えられますが、『ワンダヴィジョン』特殊な力に目覚めたばかりでイルミナティのメンバーになることはちょっと考えにくいです。

モニカは『ザ・マーベルズ(原題 The Marvels)』に再び登場することもあり、ここで別次元のマリアが登場することで娘のモニカ(別次元の子ですが)に何かしらの道を示すことになるかもしれません。



考えられる残りのメンバー

可能性として最も高いのは原作コミック通りリード・リチャーズ(ミスター・ファンタスティック)でしょう。

リチャーズは「ファンタスティック・フォー」のリーダーとしてタイムトラベルや多元宇宙といった脅威(『ロキ』で登場したカーンなど)に頻繁に立ち会っており、これからマルチバースが本格化していくMCUにとっては間違いなく重要キャラクターになるからです。

またこれまでマーベル・スタジオはスパイダーマンやブラックパンサーといった重要キャラクターを『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ(2016)』で事前に登場させたことがあります。MCU版『ファンタスティック・フォー』の映画化が正式に発表されているため、同じように前もって他作品で紹介しておくという可能性も十分に考えられます。

また長らく登場が噂されているネイモア・ザ・サブマリナーが原作通りイルミナティのメンバーとして初登場する可能性や、6人目のメンバーにストレンジが加わる可能性なども考えられますが、最も夢があるのがトニー・スタークがメンバー、というもの。

ロバート・ダウニー・Jr演じるトニー・スタークは死亡しているため、厳密には別次元のトニー・スタークということですが、連行されるストレンジの周りにウルトロンがいることはトニー・スタークがイルミナティに関わっていることを強く示しているのではないでしょうか。

©︎MARVEL STUDIOS

なおロバート・ダウニー・Jrがトニー・スターク役に決まる以前、あのトム・クルーズが候補に挙がっていたというのは有名な話。別世界のトニー・スタークをトム・クルーズが演じるという粋な展開が実現すれば大盛り上がりですが果たして…?『ミッション・インポッシブル』第7作の撮影場所が『ドクター・ストレンジ / MoM』と同じロンドンで行われた時期もありましたが…あまり期待せずに公開を待ちましょう。

『ドクター・ストレンジ / マルチバース・オブ・マッドネス』は5月4日に公開予定

[マーベル・ネタバレ]『ドクター・ストレンジ / マルチバース・オブ・マッドネス』大まかなあらすじとサプライズを紹介MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)最新作『ドクター・ストレンジ / マルチバース・オブ・マッドネス』が2022...
CINEMATRONIXをFOLLOW!!