※本記事は『エターナルズ』本編の内容について触れています。閲覧にはご注意ください。
MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)最新作『エターナルズ』では、アベンジャーズ以前より地球を守ってきた太古のヒーロー、エターナルズと邪悪な存在ディヴィアンツとの壮大な戦いが描かれました。また、コズミック・ビーイング(宇宙の法則に関わる程の巨大な力を持つ存在)である「セレスティアルズ」を紹介することでMCUの宇宙的な側面にも大きく踏み込んでいますが、『エターナルズ』の脚本家カズ・ファーポは今後のMCUに別のコズミック・ビーイングである「ギャラクタス」が登場する可能性があることをThe Directで明かしています。
「ギャラクタスは非常に素晴らしいヴィランです。我々は(『エターナルズ』で)銀河系における戦いというものを設定しました。惑星を食らうヴィランが登場する可能性は大いにあると思います。ギャラクタスはマーベル・ユニバースを代表するキャラクターの1人ですし、僕はその登場を心待ちにしていますよ。ですが『エターナルズ2』で何が起きるかなんて誰にもわかりません。もしかしたらギャラクタスからセレスティアルズを救った結果、ギャラクタスの怒りを買うことになるとか…なんでもありですね。続編がどうなるかはわかりませんが、皆さんが観たいと思うものを探究したいと思っています。」
ギャラクタスとは惑星を崩壊させ、そのときに解放されるエネルギーを食べる巨人という原作コミックにおける有名ヴィランの一人。ですが、その行動理念には『エターナルズ』で紹介されたアリシェムと重なるものがあります。それはギャラクタスにとって惑星のエネルギーを摂取することは単なる食事であり、またそれにより得たエネルギーにより多元宇宙の崩壊を防いでいるということ。つまりギャラクタスは生命のバランスを保つ重要な存在、小を殺して大を生かすという自然摂理に則った存在であると考えられています。
なお原作には、文明が高度に発達した惑星ほどエネルギーに満ち溢れ熟成しギャラクタス好みの味になるという設定もあることから、ギャラクタスが地球に目を向けるという展開も十分に考えられます。地球を裁くことにしたアリシェムがギャラクタスを送り込むのでしょうか…?
source : The Direct