MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)版『スパイダーマン』シリーズ第3作『スパイダーマン : ノー・ウェイ・ホーム(原題 Spiderman : No Way Home)』に関するとんでもない噂が飛び込んできました。なんとサム・ライミ版『スパイダーマン(2002)』でグリーン・ゴブリンを演じたウィレム・デフォー、『スパイダーマン3(2007)』でサンドマンを演じたトーマス・ヘイデン・チャーチ、マーク・ウェブ版『アメイジング・スパイダーマン』シリーズで怪人リザードを演じたリス・エヴァンスとライノを演じたポール・ジアマッティが、それぞれ同役で再登場するとのこと。
アメリカの人気メディアColliderのレポーター、ジェフ・スナイダーは、ポッドキャストThe Sneider Cutの中でウィレム演じるグリーン・ゴブリンが『スパイダーマン : ノー・ウェイ・ホーム』のメインヴィランになると述べたうえで、「この情報がかなり正確であると確信している」とコメント。さらに「サンドマン、ライノ、リザードも登場すると聞いています。」と付け加えました。
これまでに『スパイダーマン2(2004)』のアルフレッド・モリーナがドクター・オクトパスを、『アメイジング・スパイダーマン2(2014)』のジェイミー・フォックスがエレクトロを再演することが伝えられており、この度の情報が本当であればやはり考えられるのは「シニスター・シックス」の登場でしょう。
「シニスター・シックス」とは、スパイダーマンに恨みを持つヴィランたちが結成したヴィラン・チームとして原作コミックで登場。そのメンバーは度々入れ替わっていますが、ドクター・オクトパス、エレクトロ、グリーン・ゴブリン、サンドマン、リザード、ライノはいずれもそのメンバーでした。
マルチバースの導入により、過去シリーズのキャラクターたちが、ユニバースを超えてMCUに登場する可能性が高まっている本作。どのような理由でこれらのキャラクターをMCUに登場させることになるのかは不明ですが、スナイダーは「『スパイダーマン : ノー・ウェイ・ホーム(家に帰る手段がない)』というタイトルは彼らのためにある」との考えを示している一方で、サンドマン、ライノ、リザードについては「撮影現場で目撃されたという報告がない」ため信憑性の程は不明とのこと。
ヴィランだけでなくトビー・マグワイアやアンドリュー・ガーフィールドといった歴代スパイダーマン再登場の噂も飛び交う大注目の『スパイダーマン : ノー・ウェイ・ホーム』。今年を締めくくる最大の話題作になることは間違いありません。
『スパイダーマン : ノー・ウェイ・ホーム』は2021年12月17日公開予定
source : Collider