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[マーベル]MCU版『スパイダーマン』とSPUOMCのクロスオーバーの可能性についてソニー代表が明言 ー 「実際に計画しています」

トム・ホランド演じるMCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)版『スパイダーマン』と、『ヴェノム』や『モービウス』といった『スパイダーマン』のヴィランを映画化するソニー・ピクチャーズによるSPUOMC(SONY PICTURES UNIVERSE OF MARVEL CHARACTERS)のクロスオーバー。ファンの間では長らくその可能性について多くの議論がされてきましたが、この度ソニー・ピクチャーズ代表のサンフォード・パニッチ氏がVarietyのインタビューの中で、将来的にこの2つのユニバースを結び付ける計画があることを示唆しました。

マーベル・スタジオ(ディズニー)のMCUとソニー・ピクチャーズのSPUOMCは、おなじマーベル・コミックを原作としながらも製作会社の違いから、これまで直接的な関係性は描かれてきませんでした。ところが最近になって、SPUOMC作品『モービウス』の予告映像に、MCU作品『スパイダーマン : ホームカミング(2016)』に登場したエイドリアン・トゥームスが登場していたり、MCU最新作『スパイダーマン : ノー・ウェイ・ホーム』にかつてソニー・ピクチャーズが製作を務めた『スパイダーマン2(2004)』『アメイジング・スパイダーマン(2014)』でヴィラン役を演じたアルフレッド・モリーナとジェイミー・フォックスが出演することが報じられるなど、両社の関連を示唆する証拠が多く挙がっています。

『スパイダーマン』第3作に登場のドクター・オクトパス、ライミ版『スパイダーマン2』のその後の設定であることが明らかにMCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)版『スパイダーマン』シリーズ最新作『スパイダーマン : ノー・ウェイ・ホーム...



サンフォード・パニッチ氏は「我々(ソニー)が権利を所有している約900ものキャラクターを全て”スパイダーバース”として登場させようとは考えていません。考えているキャラクターの数は…次の『ヴェノム』を観てからのお楽しみです。」と述べると、「でも彼らが出会ったとしたら盛り上がりますよね?」「実際に計画はあります。」と2つのユニバースのクロスオーバーの可能性を証言するとともに、「現在、我々がどういう方向に向かっているのかということが少しずつ明らかになってきていると思います。『スパイダーマン : ノー・ウェイ・ホーム』が公開されれば、さらに多くのことが明らかになると思いますよ。」とまで付け加えています。

以前マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏は「スパイダーマンは、複数のユニバースを行き来できる唯一のスーパーヒーローです。ソニーは独自のスパイダーバースの開発を続けているので、未来にどんな驚きが待っているのかまだ誰にも分かりません。」と発言していました。この発言が真実なら、スパイダーマンが両ユニバースを繋ぐ架け橋になることを意味していると考えられますが、それは『スパイダーマン : ノー・ウェイ・ホーム』で明かされることになるようです。

「ケヴィン・ファイギ氏とは非常に素晴らしい関係を築いており、我々はMCUの世界をより大きくしたいと考えています。なぜならそれは我々やマーベルのキャラクターにとって素晴らしいことですし、それは彼ら(マーベル・スタジオ)にとっても同じだと思います。これからもたくさんのチャンスがあると思ってますよ。」と語るパニッチ氏。マーベル・スタジオとソニー、両社の間にはどのような壮大な計画が描かれているのでしょうか。

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source : Variety

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