MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)初のドラマシリーズとして配信中の『ワンダヴィジョン』。毎週驚きの内容が描かれる本作ですが、特に世界中のファンに衝撃を与えたのが第5話のラストでした。MCU史上トップクラスの衝撃とも言える「あの展開」は、視聴者のみならず、出演者にとっても驚きの内容だったようです。ダーシー・ルイス役のカット・デニングスが、その時の様子について振り返っています。
※本記事は『ワンダヴィジョン』の重要なネタバレについて触れています。ご注意ください。
『ワンダヴィジョン』の第5話では、舞台となるウエストビューの住民やヴィジョンまでもが、この世界で起きている異変に気づき始める姿が描かれていました。ヴィジョンは、この不可解な出来事の発端であるワンダを問い詰めるも、当のワンダでさえも予想していない出来事が起こります。
なんと『アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』で死んだはずのワンダの双子の兄弟、ピエトロ・マキシモフ(クイックシルバー)が登場。しかもその姿はアーロン・テイラー=ジョンソンが演じたピエトロではなく、『X-MEN』シリーズでエヴァン・ピーターズが演じたピエトロという、MCUと『X-MEN』シリーズがクロスオーバーした歴史的瞬間でした。
Jimmy Kimmel Liveに出演したデニングスは、このシーンの撮影について「みんな凄いことになっていました」と、当時の興奮を振り返っています。
「私も(マーベル・スタジオから)何か隠されていたという印象で、あの時は何が起きていたのか分かっていなかったんです。撮影中、彼(エヴァン)は覆い隠されていて、彼が車から降りた瞬間をドローンで撮影することなんてきっと出来なかったと思いますよ。あれはとても重大な秘密でした。でも見事にやり切りました。」
マーベル・スタジオは、出演者にまで結末を教えないなど、ネタバレの漏洩を防止する対策を徹底的に行うことでも有名。きっと『ワンダヴィジョン』には、出演者が言いたくてしょうがないようなサプライズがまだまだ隠されているに違いありません。
『ワンダヴィジョン』はDisney+(ディズニープラス)で配信中
source : Jimmy Kimmel Live