キアヌ・リーブス主演の人気アクション映画『ジョン・ウィック』シリーズは開発当初は全く違うタイトルだったそうです。脚本を務めたデレク・コルスタッドがComicbook.comの中で明らかにしました。
コルスタッドによれば開発初期段階でつけられていたタイトルは『Scorn(激しい怒りを込めて軽蔑する、蔑むといった意味)』だったと言います。暗殺業を引退したジョン・ウィックが激しい怒りと共に復讐に燃えるイメージから名付けられたとのこと。ですが、ジョンを演じるキアヌ本人は本作を『Scorn』ではなく『ジョン・ウィック』と呼び続けていたことからスタジオ側もタイトルを正式に『ジョン・ウィック』に変更したそうです。コルスタッド本人も「今となっては『Scorn』なんて想像できませんね」と語っています。
なお、現在製作中の第4作のタイトルについてはまだ決定しておらず、3作目の『パラベラム』といったタイトルになるのか、それとも2作目のようにシンプルな『チャプター2』といったタイトルになるのかは未定とのこと。
「『パラベラム』っていうタイトルは(監督の)チャドがつけたもので、僕はそれが大好きなんです。『チャプター2』っていうのは、ただそういう見出しを入れたかっただけだったのかも。」
『ジョン・ウィック』シリーズはキアヌ演じる引退した伝説の暗殺者ジョン・ウィックが、全てを奪ったマフィアへの復讐、そしてその先に待つ壮絶な孤軍奮闘を描くアクション映画。芸術の域にまで昇華されたアクションシーンが見所の同シリーズですが、以前チャド・エスタルスキ監督は「4作目がキアヌを主役にした最後の作品になる」と考えを明かしていました。一方でコルスタッドは「わからないですけど、現在の計画では最低で4〜５作は考えられていますよ。」と5作目が製作される可能性を示唆しました。
なお『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフ作品として『バレリーナ(原題 Ballerina)』、ドラマ作品『ザ・コンチネンタル(原題 The Continental)』が製作中。第4作に加えてこちらにも注目です。
『ジョン・ウィック4(仮題)』は2022年5月27日公開予定
source : Comicbook.com1 , Comicbook.com2
