DCEU(DC Extended Universe)作品『ワンダーウーマン』の続編『ワンダーウーマン 1984』が公開されたばかりですが、早くも第3作目の制作が正式に決定しました。ワーナー・ブラザースが報じています。
今回の発表について、ワーナー・ブラザース会長のトビー・エメリッヒ氏は「ダイアナ・プリンスを世界中のファンの皆さんが受け入れてくれたおかげで、『ワンダーウーマン1984』の週末のオープニング興行成績は好調なパフォーマンスを記録しています。私たちは彼女の物語を、(主演の)ガルと(監督の)パティと共に、長らく計画されていた3部作を締めくくることができることに興奮しています。」とコメントしています。
第2作製作当時から水面下で構想が練られていた第3作は詳細こそ不明ですが、完結編として進められていることが伝えられており、MTV Newsより「もし(第3作が)製作されれば、他の時代になるのでしょうか?」と尋ねられた主演のガル・ガドットは「現在がふさわしいのではないかと思います。過去も良い感じに描かれましたが、もう先(の時代)に進む時だと思います。」と答えています。つまりガルの考え通りなら、『ワンダーウーマン』第3作は『ジャスティス・リーグ』以降のタイムラインとなることが考えられます。
現在は第3作企画と同時に、シリーズに登場するアマゾン族のスピンオフ映画も企画進行中。さらにジェンキンス監督は『スター・ウォーズ』の新作映画『ローグ・スコードロン(原題 Rogue Squadron)』を2023年クリスマスの公開に向けて準備するほか、ガル・ガドットと再びタッグを組む『クレオパトラ(原題 Cleopatra)』も控えているなど多忙を極めるため、『ワンダーウーマン』第3作の制作時期についてはまだ当分先かと思われます。
なお『ワンダーウーマン 1984』は、『TENET テネット』の930万ドルを超えて、コロナ禍におけるオープニング興行成績(公開後3日間の興行収入)の最高記録を樹立する見込みとのこと。
source : Variety, Deadline, MTV News