ソニー・ピクチャーズによるトム・ハーディー演じるヴェノムとマーベル・スタジオによるトム・ホランド演じるスパイダーマンのクロスオーバー。原作で宿敵同士だった両者の共演を望む声が多い中、『ヴェノム』の続編『ヴェノム : レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のメガホンをとるアンディ・サーキス監督がこの可能性についてINGのインタビューの中で言及しています。
「スパイダーマンとヴェノムが出会うことはあるのでしょうか?」との質問に対してサーキス監督は「これはみなさんが興味を持っている質問ですね。もちろんいつか実現することになると思います。」と返答。実現には意欲的な姿勢を見せています。
以前『ヴェノム』続編にトム・ホランド演じるスパイダーマンが関与する計画があったという噂に対して、ソニー側はこれをキッパリと否定することなく「ノーコメント」と答えており、ソニーとしてもいずれ実現を視野に入れているのではないかと考えられています。
ファンとしてはいち早くその実現に期待を膨らませる一方で、サーキス監督は「いつ叶ってほしいか、どこに興味を持たれているのかは慎重に検討すべき」とも発言。クロスオーバーによって起こりうるデメリットについても意見を述べています。
「もし皆さんが、『ヴェノム』のストーリーがそのまま『スパイダーマン』に繋がってほしいと思うのなら、たくさんの素晴らしいスーパーヴィランの登場を見逃してしまう可能性もあるんです。ある意味、急いでしまうことでその扉を閉じてしまうことだってあるということです。」
なお『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』に主演のみならず、原案の制作にも携わっているトム・ハーディ曰く「すでに3作目についても考えてある」とのこと。『マダム・ウェブ』や『クレイヴン・ザ・ハンター(原題 Kraven the Hunter)』などソニー・ピクチャーズも製作予定のプロジェクトが多く控えているため、これらを掘り下げてから『ヴェノム3』で登場という流れになるのかも…?
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は2021年12月3日に公開予定(アメリカでは2021年10月1日に公開予定)
source : IGN