MARVEL STUDIOの人気作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでドラックス役を演じる、デイヴ・バウティスタが次は『ファイナル・スコア』という映画で特殊部隊の精鋭を演じることがわかりました!
『ファイナル・スコア』のあらすじ
元アメリカ海軍特殊部隊の精鋭で、傭兵として死と隣合わせの生活を送るマイケル・ノックス(デイヴ・バウティスタ)は、弟同然だった亡き戦友の故郷・ロンドンを訪れていた。自分を実の伯父のように慕ってくれる戦友の愛娘ダニーを誘い、サッカーの試合を観戦に出かけたノックスは、父親を亡くして以来荒んだ生活を送るダニーの久しぶりの笑顔を見てほっと胸をなでおろす。しかし、その裏では超満員の観客35,000人を巻き込んだ、恐るべきテロ計画が進行していた――
うん、まあよくありそうな設定です!笑
ただ、物語の鍵を握る元革命家・デミトリ役に『007』でジェームス・ボンドを演じていたピアース・ブロスナン、敵のテロリスト役に『マイティ・ソー』でウォリアーズ・スリーの1人・ヴォルスタッグを演じていたレイ・スティーブンソンと地味に豪華な配役!
さらに今作の撮影で使用されたスタジアムは、実際にイングランドのサッカーチームであるウエストハム・ユナイテッドが2016年までホームグラウンドとして使っていたブーリン・グラウンド!
予告映像ではしっかり爆破されてます!笑
アクション好きはもちろん、バウティスタファンだけでなくサッカーファンも楽しめる(切なくなる?)内容になっていると思います!
デイヴ・バウティスタは俳優としての意識が高い
WWE(アメリカのプロレス)の元スーパースターというのは有名ですが、ハリウッドには他にもデイヴ・バウティスタと同じような経歴の俳優がいます。
そうロック様ことドウェイン・ジョンソン。
アメリカのTampa Bay Timesのインタビューの中で、デイヴ・バウティスタは「ドウェイン・ジョンソンやジョン・シナ(同じくWWE出身の俳優)と比べないでほしい。みんな僕と彼らを比べるんだ。」「それが嫌だ」と話しています。
「彼らは映画スターになったプロレスラーだけど僕は違う。僕はレスラーだった俳優なんだ。」
「僕はドウェインのように制作費2000万ドルの映画に出たいと思わないし、どうしたらいいのかもわからないよ。」
「ロック(ドウェイン) は映画スターになる前から映画スターのようだったよ。彼には特別な何かがある。彼からそれを奪うことはできない。」「ドウェインを偉大な俳優と思うかだって?いや、そうは思わないね」
「僕はいい演技をしたいんだ。『ワイルドスピード』や『バンブルビー』に興味はないし、それは僕のなりたいスターダムじゃない。僕は『デューン』に出たいんだ。ドゥニ・ヴィルヌーブ(『ブレードランナー2049』の監督)と仕事がしたい。サム・メンデス(『007 スペクター』の監督)やジョディ・フォスターと仕事がしたい。僕はアカデミー賞を獲った人達と仕事がしたいんだよ。僕は自分が俳優の性格であることに誇りを持っている。尊敬と、信用そして教養のある俳優になりたいんだ。」
たしかにロック様は華があるけどデイヴは少し地味というか。でもそれが「スターになりたいわけじゃない」というデイヴの信念を持った演技に繋がっているのかもしれません。
最近デイヴは役柄を選ばず、様々なジャンルの映画に出ている印象があります。しかも主役ではなく脇役で。脇役としての経験を積んで自身の「俳優としての技術」を磨いているのかもしれませんね。
そんなデイヴ初主演作『ファイナル・スコア』は4月12日に全国で公開予定!ドラックス役で出演する『アベンジャーズ / エンドゲーム』は4月26日公開予定!
source:Tampa Bay Times