今週ソニー・ピクチャーズとディズニー(MARVEL STUDIOS)が契約の合意を巡って対立、今後スパイダーマンはMCUを離れることになるという衝撃のニュースが報じられました。このニュースに対して多くのファンがソニー・ピクチャーズに対して、スパイダーマンをMCUに留めるよう働きかけるなど、ディズニーとの再交渉を望む声が多く上がりました。
これまで3代目スパイダーマンとしてMCUでピーター・パーカーを演じてきたトム・ホランドは、昨日からカリフォルニア州アナハイムで行われている「D23 Expo」に登場し、このスパイダーマン問題について初めてコメント。「これからもスパイダーマンを演じて続けていきたい」と、どうやらトム・ホランドは新たな時代を受け入れるつもりのようです。
「これまで素晴らしい5つの作品に参加させていただきました。それは驚くべき5年間で、人生の中でも素晴らしい時間を過ごせました。未来がどうなるかは誰もわかりません。ですが僕がわかっているのは、僕がこれからもスパイダーマンを演じ続けるということです。スパイダーマンの未来はこれまでと異なるかもしれませんが、それでもこれまで同様素晴らしく驚くべき物語になるでしょうし、さらにクールにするための新しい方法を見つけると思います。」
トム・ホランドのこの発言は必ずしも前向きな発言ではないかもしれません。彼はスパイダーマンがMCUに留まろうがそうでなかろうが、これからもスパイダーマンを演じるというスタンスのようです。このコメントを聞いて両スタジオがどう反応するのでしょうか。
トム・ホランドはこの日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のクリス・プラットと共に声優を務めるピクサーの最新作『2分の1の魔法(原題 : Onward)』の告知を務め、最後にこうコメントしました。
「聞いてください。クレイジーな1週間でしたが、どうか心から感謝していることを知ってほしい。そして皆さんを3000回愛しています。」
ピクサー最新作『2分の1の魔法(原題 : Onward)』は2020年3月13日に公開予定