今やMCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)版ピーター・パーカー(スパイダーマン)役ですっかりおなじみとなったトム・ホランド。そんなトムも、かつては多くのオーディションを受けていたようで、その中には『スター・ウォーズ』のオーディションを受けたこともあったようです。Backstageとのインタビューのなかで明らかにしました。
トムが受けたのは『スター・ウォーズ / フォースの覚醒(2015)』から登場したジョン・ボイエガ演じるフィン役のオーディション。『スター・ウォーズ』続3部作ではメインとなる重要なキャラクターなだけに、オーディションは4、5回にわたって行われていたようで、トムも気合十分に臨んでいました。ところがある理由で、トムはオーディション中に全然ダメな演技をしてしまったと言います。
「これまでかなりの数のオーディションを受けましたし、間違ったセリフを読んでしまったこともあります。『スター・ウォーズ』のオーディションではジョン・ボイエガの役を受けたことを覚えています。ある女性とのシーンだったんですが、その女性はドローンの役だったんです。僕が「船に戻らないと!」って言うと彼女は「ピーッピッピッピッピーッピッ」て反応して。彼女なりに必死にドローンになりきろうとしていたのがめちゃくちゃ面白くて笑いが止まらなかったですね。明らかに僕は役を演じきれていませんでした。」
そんなトムも今やMCUのスパイダーマンのみならず、『アベンジャーズ / エンドゲーム(2019)』監督とタッグを組んだ『チェリー(原題 Cherry)』や人気ゲームの実写映画版『アンチャーテッド(原題 Uncharted)』で主演を務めるなど、ますます活躍の場を広げています。これからどんな活躍を見せてくれるのか、今から楽しみで仕方ありませんね。
source : Backstage