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あのキューブリックが「最も怖い映画」、30年の時を経て日本初公開!

スタンリー・キューブリックといえば、映画史における最も影響力のある映画監督の1人として有名です。

彼の作品はたくさんありますが、代表作をいくつか挙げると『スパルタカス(1960)』、『2001年宇宙の旅(1968)』、『時計仕掛けのオレンジ(1971)』、『シャイニング(1980)』あたりは有名ですかね。

選曲やカメラワークなんかは独特で、特に『シャイニング』のジワジワくる怖さは忘れられないものがあります。

さてそんなキューブリックが当時「これまで観た映画で最も恐ろしい映画」と評価していたオランダの映画『バニシング -消失-』(原題『SPOORLOOS』)が、オランダでの公開から30年経っていよいよ日本初公開となります。

この映画が初めて公開されたのは1988年で、同年にオランダの映画祭で最優秀作品賞を受賞、さらにミストフェスト最優秀脚本賞ナショナル・ポート・オブ・レビュー最優秀外国語映画賞を受賞するなど世界各国で話題になりました。

ちなみにアメリカの映画批評サイトRotten Tomatoesでは超高評価の98%です!

『バニシング -消失-』あらすじ

ある日、オランダからフランスへと車で小旅行に出掛けていたレックスとその恋人のサスキア。ですが偶然立ち寄ったドライブインで、サスキアは忽然と姿を消してしまいます。

必死に彼女を捜すも手掛かりは得られずに3年の歳月が経過しますが、それでも執念と亡霊に取り憑かれたようにサスキアの捜索を続けるレックス。

ある日精神を病み始めたレックスの元へ、犯人らしき人物からの手紙が何通も届き始めます。

そして自分の異常性と正常性を立証したいという欲求から、ある歪んだ「実験」に手を染める男・レイモン。

このレイモンとレックスの関係が衝撃のクライマックスへと繋がっていくー。

ハリウッドで一度リメイクされている

1993年には『失踪 -妄想は究極の凶器-』というタイトルでハリウッド版でリメイクされています。この時の俳優には、レックス役に『24』でおなじみのキーファー・サザーランド、レイモン役に『アイアンマン』でオバディアを演じてたジェフ・ブリッジス、サスキア役に『オーシャンズ8』や『バードボックス』で最近再注目のサンドラ・ブロックが出演しています!

僕はこのリメイク版の『失踪 -妄想は究極の凶器-』は10年ぐらい前に観たことあるのですが、これはそんなに面白くなかったです!展開がイマイチ物足りなかったような記憶が… 

ですが僕はMARVELと同じくらいホラーも大好物なんで、こっちの原作の方は観に行きたいと思います!

ただ、大型の映画館での上映はなさそうなので、興味ある人は公式サイトで上映する映画館をチェックした方がいいですよ!

『ザ・バニシング -消失-』は4月12日より全国で順次公開予定!

『ザ・バニシング -消失-』公式サイト

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