MCU史上最大の大作『アベンジャーズ / エンドゲーム』が公開されて早1ヶ月が経ちましたが、来月には『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』の公開を控え、勢いを緩めることのないMARVEL STUDIO。
そんなMARVEL STUDIOは、今年の11月を目標に本国アメリカでサービスの提供を開始すると言われている動画配信サービス「Disney +」で、MCUでおなじみのキャラクター「ファルコン」と「ウィンター・ソルジャー」を主役としたドラマを配信することを発表していますが、このドラマシリーズの仮タイトルが『Tag Team』であることを映画スクープサイトDiscussingFilmが報じました。
The Disney+ ‘FALCON & WINTER SOLIDER’ series is eyeing to begin filming on August 12th in Atlanta. The working title for the series will be ‘TAG TEAM’. (EXCLUSIVE) pic.twitter.com/dU45QhRnVZ
— DiscussingFilm (@DiscussingFilm) May 29, 2019
この『Tag Team』というのはworking title、つまりプロジェクトの進行中にその作品を指す仮称のことで、主に撮影のプロセスを隠すために使われます。例えば『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』の撮影時は『インフィニティ・ウォー』は『Mary Lou』という仮称で呼ばれていました。決して『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』というタイトルではなくなったということではないのでご注意を。
さらに今作は2019年の8月21日にアトランタでの撮影開始に向けて動いていく予定とのこと。つまり実際に撮影が始まれば、5月29日からノルウェーで撮影が開始されたブラック・ウィドウの単独映画の撮影と同時進行という形で進んでいくことになります。
MARVEL代表のケヴィン・ファイギ氏が「週7日、24時間働き続けても疲れを感じるスタッフはいない。我々は観客の皆さんがワクワクしているのと同じようにワクワクしています」と語っていたように、スタッフはこのワクワクをファンに伝えることを原動力にしてハードな撮影スケジュールをこなしていくのでしょう。
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』改め『Tag Team』の監督には人気海外ドラマ『ウォーキング・デッド』『ハウス・オブ・カード』『ハンドメイズ・テイル / 侍女の物語』でエピソード監督を務めた気鋭の女性監督カリ・スコグランド。さらに現時点ではペギーの姪シャロン・カーター、そしてアベンジャーズを分裂に追い込んだヘルムート・ジモが再登場することも明らかになっています。
「(サム役の)アンソニーとの仕事はとても楽しい。(『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』の作中での)「シートを起こしてくれないか?」みたいなのがたくさんあると思うよ。もし僕らが車の中にいるとしたら、僕は助手席に、彼は後部座席にいるように言うかな。あ、それか僕が運転席にいるべきかな。」
先週MCM Londonに出席したウィンター・ソルジャー役のセバスチャン・スタンは、新たなパートナーとなるアンソニー・マッキーとの仲の良さを語り、バッキーのイメチェンの可能性についても冗談交じりに語っていました。
『アベンジャーズ / エンドゲーム』のその後を描く『Tag Team(正式タイトル未定)』は2020年8月に配信開始予定(日本での配信は未定)
source : Comicbook.com