『スパイダーマン : ノー・ウェイ・ホーム』の公開をもって完結を迎えると思われていた『スパイダーマン』シリーズですが、ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオは新たな『スパイダーマン』3部作を製作する計画があるようです。ソニー・ピクチャーズ元会長であり、『スパイダーマン』シリーズのプロデューサーを務めるエイミー・パスカルがFandangoとのインタビューの中で明かしています。
インタビュアーが「マーベル・スタジオと共に制作してきた『スパイダーマン』3部作が終わっちゃいますけど…」と言いかけたところ、エイミーが「それについて言いたいことがあるんですがいいですか?」と切り出すと「これは、マーベルと一緒に作る最後の映画ではありません。(スパイダーマンの)最後の映画でもありません。我々はトム・ホランドとマーベル・スタジオと一緒に次のスパイダーマン映画を作る準備をしています。我々はこれまで3部作の映画として考えてきましたが、次も3部作にするつもりです。これが私たちの最後のMCU映画というわけではありません。」
2002年に公開されたサム・ライミ版『スパイダーマン』シリーズから長年スパイダーマンに関わってきたエイミーによれば、現在のスパイダーマン映画を取り巻く環境は、器となる「マーベル・ユニバース」のほか、「スパイダー・バース」、そしてヴェノムやモービウスが存在する「ソニーのキャラクターがいるユニバース」の3つがあるとのこと。MCU以外の作品でトム・ホランド演じるスパイダーマンが登場する可能性について言及されると、「これからも(トムと)一緒に映画を作っていきたいと考えています。」と明確な答えを避けつつも、その可能性を感じさせるコメントを残しています。
またトム・ホランド本人もフランスのテレビ番組Quotidienに出演した際に「今言えるのは、とっても楽しい話し合いをしているということです。どういうものなのか、何を意味するのかは僕には分からないんですが、将来はすごく明るいみたいです。以前にも言いましたが、スパイダーマンは僕の中で永遠です」と新たなスパイダーマン3部作の計画を認めています。
https://twitter.com/Qofficiel/status/1465410824508477440?s=20