ソニー・ピクチャーズ製作による『ヴェノム』や『モービウス』に続く新たなSPUoMC作品にマーベルドラマ『ジェシカ・ジョーンズ』や『ザ・ディフェンダーズ』でエピソード監督を務めたS・J・クラークソンが就任したことが明らかになりました。Varietyが報じています。
今回の報道によれば、クラークソン監督がメガホンを取るのは『スパイダーマン』関連作品史上初の「女性を主役にした作品」になるとのこと。正式な発表はされていませんが、かねてより製作が伝えられている「マダム・ウェブ」ではないかと予想されています。
現時点ではキャストについては未定、シャーリーズ・セロンやエイミー・アダムスといった女優が候補に挙がっているも、まだ本人たちと話し合いなどは行われていないと言います。
マダム・ウェブは動くことはおろか呼吸すら困難な神経筋疾患を患った盲目の老女。クモの巣のような生命維持装置に身体を繋がれており、未来を予知できる能力を持っています。また以前、ある情報筋によれば、マダム・ウェブは『マトリックス』でいうところのオラクル(預言者)のような立ち位置になるという情報を伝えていました。それが本当だとすれば、今後広がっていくSPUoMCにおいて重要なキャラクターであることは間違いありません。
ソニー・ピクチャーズは現在、『ヴェノム(2018)』の続編となる『ヴェノム : レット・ゼア・ビー・カーネイジ(原題 Venom : Let There Be Carnage)』を製作しているほか、シルバー・セーブルとブラック・キャット、クレイヴン・ザ・ハンターといった原作コミックでも人気のキャラクターたちを続々と実写化する企画を進めています。
source : Variety