MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)作品『シャン・チー / テン・リングスの伝説』にてシム・リウが、主演を獲得するために関係者に武術の素養があると誇張していたことをVarietyのActors on Actorsの中で明かしています。
シム・リウが『シャン・チー』で演じたのは、MCUの次世代を担うスーパーヒーローと期待されている青年シャン・チー。バス内でのファイトシーンなど超絶的なアクションが印象的な本作ですがリウは武術の経験は特になかったと言います。
「役の話が来たとき、武術の経歴や経験を聞かれたのですが、この役を絶対モノにしたかったのでちょっと誇張しちゃいました。(中略)スタントマンとして何度か仕事をしたことはありましたが、正直に言うと、私はマーシャル・アーティストというよりもダンサーでした。出演が決まった瞬間から、トレーナーと一緒に動き方を学び始めたんですが、僕は柔軟性に欠けていました。股間節や腱が硬かったんです。そのため、体を曲げたり、脚を開いたりすることが、初期の段階での大きな課題でした。」
NetflixのMCUシリーズ『アイアン・フィスト』の主人公ダニー・ランドもシャン・チーと同じくマーシャル・アーツを得意とするキャラクターですが、ダニーを演じるフィン・ジョーンズが格闘技の経験がないという事実にファンからは批判の声が上がっていました。今回のリウの発言は大丈夫でしょうか…?
『シャン・チー』は続編の制作がすでに決定済み、リウはComicbook.comの取材にて「もっとヤバい格闘シーンを提供したいと思っています」と意気込みを語っていました。続編に関しては主演のリウと監督のデスティン・ダニエル・クリットンの続投以外の詳細は明らかになっていません。続投するメンバーや、新しく加わるキャストなどの情報に注目です。
source : Actors on Actors, Comicbook.com