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ロバート・ダウニー・Jr、『シャーロック・ホームズ』のユニバース化を企画中 ー 「マーベルで得た経験を活かす」

アイアンマン役で知られるロバート・ダウニー・Jrが、自身の出演作『シャーロック・ホームズ』シリーズのユニバース化を企画していることが明らかになりました。Fast Company Innovation Festivalにて、ロバートと妻でプロデューサーのスーザン・ダウニーが語っています。

『シャーロック・ホームズ』シリーズは2009年に第1作『シャーロック・ホームズ』、2011年に第2作『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』が公開され、第3作(タイトル未定)は2021年12月の公開を目指して現在企画進行中。

ロバートは「今のところミステリー映画のユニバースは存在しませんが、コナン・ドイルの作品は今にもしっかり通じると考えています。多様性や異なる時代、要素を描けるスピンオフを今後作れないとしたら、どうして3作目を作るんだろうとも思いますね。」と述べ、スーザンも「もっと拡大していくチャンスだと思っています。3作目の映画を機に、キャラクターのスピンオフをワーナー・メディアやHBOといったテレビを通して展開させていきたいと思います。」と語りました。

『シャーロック・ホームズ』を手がけるワーナー・ブラザースの親会社WarnerMedia、そしてHBOとロバート&スーザンはドラマ『ペリー・メイスン(2020』を共同製作しており、この関係性を活かせば『シャーロック・ホームズ』のユニバース化は十分に考えられます。



ロバートは”シャーロック・ホームズ・ユニバース”について「すでに別のところでやられていることを繰り返すつもりはありません。これまで以上に多面的なモデルになると思います」と語り、そして『アイアンマン(2008)』から『アベンジャーズ / エンドゲーム(2019)』まで11年にわたって出演したMCUでの経験が構想には役立っているといいます。

「マーベルと一緒に過ごした10年間は、彼らが成長していく様子を見たり、すべてのチャンスを見たりすることができたので、とても貴重なものだったと思っています。まるでマスタークラスのようでした。(マーベルで)僕が見たのは、とても謙虚な始まりが、非常に予想外の結果を生み、大きな創造的リスクを背負い、それでいて可能性に賭けてもいたということです。そして適切な人材もいました。」

現在の映画業界にはMCUを手本に、『ゴジラ』シリーズのモンスターバース、『ジャスティス・リーグ』をはじめとするDCEUなどシリーズのユニバース化が多く見られます。シャーロック・ホームズのユニバース化は果たして成功するのでしょうか。

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source : Fast Company

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