ディズニーの大ヒット映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の第6作目となる最新作が現在企画中であることをシリーズを通してプロデューサーを務めてきたジェリー・ブラッカイマーが認めました。Colliderが報じています。
2018年後半に『デッドプール』の作家レット・リースとポール・ウェニックが『パイレーツ・オブ・カリビアン』6作目の脚本に参加するも2019年2月に2人はプロジェクトから離脱。その後は、これまで『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ4作品の脚本を務めてきたテッド・エリオット、そしてエミー賞受賞のテレビドラマ『チェルノブイリ(2019)』の脚本を手がけたクレイグ・メイジンの2人が新たにプロジェクトに参加し、現在は製作の初期段階にあると言われていました。また、シリーズを通して海賊ピンテルを演じてきたリー・アレンバークも「僕の知る限りでは間違いなく話し合われています。」と6作目の企画が存在していることを明かしています。
Colliderとのやり取りのなかで、ブラッカイマーは「我々は今原案に取り掛かっています。うまくいけばそれをすぐにディズニーに提出して、気に入ってもらえるかもしれません。」と答えています。
そして最大の疑問はジョニー ・ デップの復帰。『パイレーツ・オブ・カリビアン / 呪われた海賊たち(2003)』からジャック・スパロウを演じ、爆発的な知名度を得たデップですが、2016年から続く裁判にまで発展した元妻アンバー・ハードとの離婚騒動、さらにイギリスのタブロイド紙「The Sun」の出版社「News Group Newspapers」がデップのことを「Wife Beater(嫁を暴力する者)」と呼び記事を出版していたことに対する名誉毀損裁判が2020年7月に予定されているなど、プライベートはとても不安定な状況です。
そんなデップの復帰についてブラッカイマーは「我々が今開発しているプロジェクトで、ジョニーの役割がどうなるかはわかりません。だから、様子を見るしかないですね。」とコメントしました。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』最新作についてはまだ不明な部分が多いですが、噂では女海賊レッドを主役にしたソフトリブート作品になると共に、デップはカメオ出演するとか…更なる続報を待ちましょう。
source : Collider