クリス・ヘムズワース主演、『アベンジャーズ / エンドゲーム(2019)』監督のジョー＆アンソニー・ルッソ兄弟がプロデュースするNetflixオリジナル映画『タイラー・レイク ー命の奪還ー』は皆さんもうご覧になりましたか？
CGを極力使用せず、リアルな接近戦闘と生々しいアクションシーンが見所な本作は、2020年4月24日からNetflixで世界同時配信がスタート、瞬く間に人気コンテンツ1位を獲得しました。
クリス演じる凄腕の傭兵のタイラーは、誘拐されたムンバイを牛耳る麻薬王の息子オヴィを救出するという任務を受けます。敵対するギャングが支配する街ダッカに、単身乗り込みオヴィを救出したタイラーでしたが、街中にいるギャング達から猛追を受け絶体絶命。オヴィと共に脱出を図るタイラーはこの壮絶な攻撃を切り抜けることができるのか。
Netflixによれば2時間足らずの作中でタイラーが殺した敵の数はなんと183人。正当防衛とはいえ、殺しすぎ。なお、同じく大人気のアクション映画シリーズ『ジョン・ウィック』でキアヌ・リーブス演じるジョンが殺した人数は第1作で77人、第2作『ジョン・ウィック : チャプター2(2017)』で128人、第3作『ジョン・ウィック : パラベラム(2019)』で94人、3作合計で299人。タイラーは伝説の殺し屋ジョンと同等以上の人間を屠っており、アクション映画史上トップクラスの死人の数を記録しています。
The least believable part of Extraction is that at no point do any of the 183 people that Chris Hemsworth kills mention how ridiculously good looking he is…
— Netflix (@netflix) April 28, 2020
『ジョン・ウィック』はシリーズ第4作が現在製作中、『タイラー・レイク』は続編の製作が企画されているかのかは不明ですが、ルッソ監督は「クリスとはまだ2作ぐらいやりたい」とコメントしており、もしかしたら続編が実現する可能性も。もし実現するとすれば、次作はいったい何人の死者が出るのでしょうか。
『タイラー・レイク ー命の奪還ー』はNetflixで独占配信中
