MARVEL STUDIOSがMCUフェーズ5以降、『ファンタスティック・フォー』をMCUにデビューさせる計画があることはかねてより噂されていますが、ファンが気になるのはそのキャスト。MARVEL COMICSで最も古い歴史をもつ4人のヒーローを演じるのは誰になるのでしょうか。
入手した情報によると、伸縮自在のヒーロー、リード・リチャーズ(Mr.ファンタスティック)の候補に挙がっているのが『クワイエット・プレイス(2018)』で監督・脚本・主演を務めたジョン・クラシンスキー、そのリード・リチャーズの妻で透明になる能力を持つスーザン・リチャーズ(インビジブル・ウーマン)の候補に挙がっているのが同作で妻役で共演したエミリー・ブラントです。2人は実生活でも結婚して夫婦として活動しています。
『アラジン(2019)』でランプの魔人ジーニーを演じきったウィル・スミスもこのリード・リチャーズの候補に挙がっており、今後MARVELが有色人種のキャストを増やして多くの多様性を実現させていくことを試んでいるようです。
スーザン・リチャーズの弟で、全身を炎で包んで空を飛べるジョニー・ストーム(ヒューマン・トーチ)の候補にはドラマ『ストレンジャー・シングス』でビリー役を演じたデイカー・モンゴメリーの他、MCUでおなじみソー役クリス・ヘムズワースの弟リアム・ヘムズワースの名前が。
岩のような皮膚をもつ怪力男ベン・グリム(ザ・シング)の候補には『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート(2013』でレオナルド・ディカプリオの相棒ドニーを演じたジョナ・ヒル、アメリカ各地で公開中止になった問題作『ザ・インタビュー(2014)』の監督セス・ローゲンの名前が挙がっているようです。
現時点では『ファンタスティック・フォー』についてはまだ正式に発表されていませんし、このキャストもまだ交渉にすら入っていません。ただのMARVEL STUDIOS側のウィッシュリストにあるだけなので、正式に発表される時には全く別のキャストになっている可能性は十分にあります。
『ファンタスティック・フォー』は2005年と2007年、そして2015年と20世紀フォックスによって過去に3回映像化されていますが、どれも成功とは言えない結果に終わりました。(特に2015年のリブート版は最低作品賞を受賞するなど悲惨な評価を受けています笑)MARVEL STUDIOSが映像化する新たな『ファンタスティック・フォー』は、今度こそ良いものになる!?