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今だから振り返る。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』監督ジェームズ・ガンの解雇騒動から復帰まで

本日3月16日に、めでたくMARVEL STUDIOの人気作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの監督に再び復帰することが決まったジェームズ・ガンですが、そもそも何が原因で解雇される羽目になっていたのか。今一度振り返ってみましょう。

事の発端はガンの過去のツイート

ガンはよく自身のTwitterで、アメリカ大統領ドナルド・トランプのことを批判するようなツイートをしていたことから、トランプ大統領の支持者から攻撃されていました。

そしてアメリカのニュースサイトThe Daily Callerが問題となるガンのツイートを取り上げて掲載しました。ちなみにこのThe Daily Callerというニュースサイトはトランプ保守派で有名です。

さらに追い討ちをかけるように、トランプ大統領の絶大な支持者ジャック・ポソビエック氏がガンの過去のツイートを掘り起こして拡散したのです。

中には「このホテルのシャワーは今までで一番弱い。まるで3歳児が俺の頭におしっこしたみたいだ」「俺は小さい男の子に触られている時が好きだ」なんて発言もあります。約3年分のたくさんのツイートのうち、これもほんの一部ですが、主に小児性愛やレイプについてのジョークでした。

ディズニー会長もガンを批判

アメリカのVarietyThe Hollywood Reporter 、Deadlineによるとウォルト・ディズニー・スタジオ会長のアラン・ホルンも

「ジェームズのTwitterアカウントから発見された不快な姿勢や発言は、擁護できるものではなく、我々のスタジオの価値観とは相容れないものです。私たちは彼とのビジネス関係を解消しています。」

と、一方的にガンを解雇する姿勢を示していました。これに対してガンは

「10年近く前の発言や、挑発的であろうとする不幸な努力は、当時から完全に間違っていたものです。以来、私は長年後悔してきました。愚かで全く面白くないだけでなく、非常に無神経で、私自身が望んでいた挑発とも違うものだったからです。また、それら(の発言や態度)は、現在やこれまでの私を反映するものでもないからです。」

それから長い時間が経ちましたが、私は今日のビジネス的な決定を理解し、受け入れます。長い年月が経っても、当時の自分自身のふるまいについては私に全責任があります。私が今できることは、心から、誠実に後悔の念を表す以上に、私自身がなりうる最高の人物になるということだけです。受け入れて、理解し、平等性に貢献し、公の場での発言や責任に対してさらに思慮深くなるということです。私の関わる業界、そして全ての皆さんに、改めて深くお詫びいたします。皆さんへ愛をこめて。」

とコメントしています。

The Daily Callerにガンのツイートが掲載されてDisney側はわずか半日でガン監督の解雇を決定したそうです。ガンの弁明や関係者の意見も何も聞かずに一方的に、です。 MARVEL STUDIO代表のケヴィン・ファイギ氏ですら「ニュースで知った」ということから、かなり迅速な決定だったことがわかります。

やはり世界のディズニーは、ブランドイメージを守るために政治や性的なトラブルにはかなり敏感のようですね。

ガンを支えた多くのメッセージ

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に出演したキャスト陣からは、ガン監督を擁護する多くのツイートがありました。

ドラックス役のデイヴ・バウティスタのツイート。「言いたいことは沢山あるが、今はこれだけ言わせて欲しい。ジェームズ・ガンはこれまで僕が会った中でも、最も愛すべき、慈愛に満ちた、善良な人間だ。彼は人や動物たちに対しても穏やかで優しく、深い思いやりを持っている。彼は間違いを犯した。私たちだって間違いは犯す。彼に起こったことを僕は受け入れられない。」

ジェームズ・ガンの弟であり、クラグリン役のショーン・ガンのツイート。「僕が兄のジェームズのことを愛していて、サポートしていることは言うまでもありません。彼は、友人、家族、仕事仲間、ファン、そして他人に対して親切で思いやりがあります。僕はそれを誇りに思っています。」

ヨンドゥ役のマイケル・ルーカーに至っては騒動の2日後に「Twitterは最低だ」という理由から、自身のTwitterアカウントを削除しています。さらにマイケル・ルーカーは自身の公式ホームページで、クリス・プラットら出演者の署名を記した「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのキャストからの手紙」というコーナーでジェームズ・ガンの人間性、そして復帰を強く望む声を綴っています。

復帰の経緯

Deadlineによると解雇騒動の後ウォルト・ディズニー・スタジオのアラン・ホルン会長は、ガンと現状について話し合うために何度か会っていたそうです。そして謝罪と今後の対応についてガンがホルン会長を説得して、今回の復帰が決まったとのこと。

かつては人を攻撃したりバカなことをやっていたジェームズ・ガンという人間が、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』という映画を通して、真っ直ぐで、そして多くの人に好かれるような素晴らしい人間に成長したことをホルン会長は汲んだのかもしれませんね。

今後のガン監督の活躍を期待しましょう!

source : Dealine , The Hollywood Reporter , Variety , The daily Caller

 

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