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[ネタバレあり] MARVEL『キャプテン・マーベル』とスタン・リー

「ファンタスティック・フォー」や「スパイダーマン」「X-MEN」など多くの有名なキャラクターを生み出した、MARVELの生みの親スタン・リー(本名スタンリー・マーティン・リーバー)の死から4ヶ月が経ちました。そして2019年3月15日に公開された『キャプテン・マーベル』は、スタン・リーが亡くなってからの初のMCU作品となりました。

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※ここから先は『キャプテン・マーベル』の本編のネタバレを含んでいます!

キャプテン・マーベル』を劇場でご覧になった方は、オープニングに衝撃を受けたと思います。そう、冒頭でおなじみの「MARVEL STUD10S」のロゴが出るシーンです。いつものようにMARVELのヒーロー達が映し出されるかと思いきや、そこには生前のスタンのいくつもの姿が。僕たちにいつもの見慣れた笑顔を見せた後に「THANK YOU, STAN」のメッセージ。本当に初っ端から泣きそうになりましたよ…

こんな粋な演出についてMARVEL STUDIOの代表ケヴィン・ファイギがEntertainment Tonightのインタビューの中でこう答えています。



映画で敬意を払いたかった

「いつからあのような(オープニングの演出)ことをやろうと決めていたんですか?」との質問に対して

「スタンが亡くなってからすぐでしたね。我々はスタンのために何をするか、どうやるのか、何かを発売するのか、またはオンラインで何かを公開するのかということを考えていました。そして彼に敬意を払う方法は、彼が生きている間に試していたことなんじゃないかと。それはつまり映画です。僕はいつも頭の片隅で考えていました。その日(スタンの死)がいつか来るならーー以前にもお話ししましたが、実感はありませんでした。127歳ぐらいでやるだろうと予想してましたからねーー最後に憂鬱なことではなく、前向きで感動することをやりたかったのです。」

「明確にというわけではなく一般的に、スタンはいつも陰鬱なイベントよりもお祝い事をしたがっていました。だからあの不幸なニュースを知ってから、(オープニングの演出は)とてもとても早く決まりました。スタンの生前の映像を集めて、ライアン・マイナーディング率いる視覚効果部門が彼を描いてくれたんです。本編の前に皆さんが観た映像がそれですよ。」



MARVELは映画の中で改めてスタンに追悼と尊敬の念を込めて、あのようなオープニングを作ったんですね。できることならいつまでも映画に登場し続けてほしいです。

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source : Entertainment Tonight

 

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