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『ブラック・ウィドウ』エレーナ役フローレンス・ピュー、MCUへの参加は「大変な決断だった」 ー SDCCでの裏側を明かす

MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)最新作『ブラック・ウィドウ』にてスカーレット・ヨハンソン演じるナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)の”妹分”エレーナ役を演じるフローレンス・ピューは、MCUに参加することが彼女のキャリアへとても大きな影響を与えたことを、Elleのインタビューの中で明らかにしました。

現在の映画業界において「もっとも成功している映画シリーズ」となったマーベル・スタジオ有するMCU。それまで比較的小規模な作品にしか出演してこなかった彼女にとって、映画史に残る巨大な作品群に参加するという決断は並々ならぬものでした。そんなピューが、自分がエレーナを演じることについてファンの期待を一身に背負っていると自覚したのは、『ブラック・ウィドウ』が正式に発表された去年にSDCC(サンディエゴ・コミコン)だったそうです。「まるで人でいっぱいの倉庫みたいで。ステージに出る時、あんなに轟音のような歓声を受けたのは初めてでした。」



特にマーベル・コミックスのファンというわけではなかったピューは、会場で初めて感じたファンの熱気に圧倒されると同時に、先輩女優のスカーレットは「女王様のようだった」とその時の様子を振り返っています。

「彼女はとても余裕そうでしたね。それから(『ブラック・ウィドウ』の)映像を観たんですけど、私のロシア訛りのセリフが観客の皆さんにどんな風に聞こえていたのか怖かったです。私はまだ誰も知らないキャラクターを演じているわけなんですが、皆さんに受け入れてもらえるのか不安で。ステージに立ってたんですけど、私の手は汗びっしょりでした。その時、スカーレットが私に手を差し出してくれたんですね。お互いに手をギュッと握ったんですけど、スカーレットの手も湿っていたんです。”ああ、こんなにファンにとって影響力があって伝説的な人でも、こういうのはずっと新鮮なんだな”って思いましたね。」

『ブラック・ウィドウ』は『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ(2016)』の直後を舞台に、ナターシャの知られざる過去、そして『アベンジャーズ / エンドゲーム(2019)』での決断に至った背景を描く物語。本来ならすでに公開されているはずでしたが、新型コロナウイルスの影響により公開予定日は2020年の11月6日へと延期されることになりました。ですが『ブラック・ウィドウ』が公開されるその時には、以前のように多くのファンが映画館に足を運ぶに違いありません。そしてそのファン達の歓声や反応にピューは改めて感動することになるでしょう。

『ブラック・ウィドウ』は2020年11月6日に公開予定

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source : Elle

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